松江旅行2日目(11月19日)

ゆっくり起きて、部屋付きの温泉露天風呂に入る。ホテル前の停留所から“ぐるっと松江レイクラインバス”に乗り、松江駅へ。路線バスにて八重垣神社に参拝。

八重垣神社は大蛇退治で有名な素戔嗚尊スサノオのミコト)と稲田姫を祀る神社です。スサノオ稲田姫がこの地で夫婦生活を始めたことから縁結びの神社となっています。縁結びとは縁がないので、鏡の池で占い用紙に硬貨をのせて占う縁結び占いはパス。神社の障壁画としては最古のものといわれ、重要文化財となっている宝物殿にある平安末期の板絵神像を見学。

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松江駅スターバックスで軽く昼食の後、宍道湖遊覧船に乗船。夕陽見学タイムじゃない昼間なので、乗客は私たち二人だけ。50分の湖上遊覧です。広島行きの長距離バスは松江駅からでも乗ることができるのですが、時間があったので“ぐるっと松江レイクラインバス”で始発駅の宍道湖温泉まで行き、宍道湖温泉発14:45発のバスで広島へ。広島駅に18:15に着いた後、回転寿司で夕食。コロナの影響で寿司は回転しておらず、全てタッチパネルで注文。

それにしても、コロナ感染がどんどん増えていますなァ。

松江旅行1日目(11月18日)

帰省中に、GOTOトラベルを利用して松江旅行。広島バスセンター発9:30のバスで松江に出発です。宍道湖温泉に12:36に着いた後、宿泊先である“すいてんかく”に荷物を預けて市内観光。

昼食は、“蕎麦工房ふなつ”で割子ソバ。1時前だったので空いているかと思いきや、5組ほど前に並んでいました。私たち夫婦で蕎麦が品切れとなり、以後の人たちは空しく帰るのみ。ソバは評判通りの美味。一緒に天ぷらも注文したのですが、カラッと揚がっておらず、残念。

ふれあい広場乗船場から屋形船に乗って松江堀川めぐり。松江城の堀川を1周50分かけて遊覧するのですが、途中にカラコロ乗船場と大手前広場乗船場があり、乗り降り自由です。私たちは大手前広場乗船場で下船して松江城を見学。

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松江城は現存する12天守の一つで、別名・千鳥城。2015年7月に国宝に指定されました。最上階の望楼には壁がなく、松江市街や宍道湖が一望。大手前広場乗船場から再び堀川遊覧船に乗り、ふれあい広場乗船場へ。『怪談』で有名な小泉八雲ラフカディオ・ハーン)の自筆原稿や遺品が展示されている小泉八雲記念館を観て、観光案内をしてくれる“ぐるっと松江レイクラインバス”にて宍道湖温泉に戻りました。

ゆっくり温泉につかり、地酒をチビリチビリ飲みながら“踊るアワビ”と“島根和牛のすきやき”で夕食。食べられなくなったら人生おしまいよ。

最新作で

録画していた『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年/監督:チャド・スタエルスキ)を観る。組織から命を狙われる伝説の殺し屋を描いたアクション映画です。

前作でイタリア・マフィアのボスを裏社会の聖域コンチネンタルホテルで殺したことからジョン・ウィックキアヌ・リーブス)は、“聖域での不殺の掟”を破ったことになり、裏社会の元締め・主席連合の粛清の対象となります。1400万ドルの賞金がかけられ、主席連合の裁定人(エイジア・ケイト・ディロン)に雇われたゼロ(マーク・ダカスコス)たち凄腕の殺し屋がジョンを追撃。血の絆があるディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)に頼んでモロッコへ逃れたジョンは、かつて血の誓約を交わした元殺し屋のソフィア(ハル・ベリー)に頼んで主席連合に君臨する首長に会いに行きますが……

どんどん敵が強力になっていきますが、味方も増えるという構造。敵の防弾能力も向上し、普通の拳銃で撃っただけでは傷つけることもできません。武器を強化して、撃って撃って撃ちまくるだけね。そんな中で、ハル・ベリーの飼っている猛犬が、敵の急所に噛みつく攻撃は笑えましたよ。期間をあけて観る分には面白い銃撃アクションなのでしょうが、たてつづけに観るとワンパターンなので新味があまりありません。主席連合とは決着がつかず、首長の指示にも従っていないので、次作では首長との対決か?

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帰省するので、23日まで日記を休みま~す。

続いて

録画していた『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017年/監督:チャド・スタエルスキ)を観る。今度も伝説の殺し屋の復讐を描いたアクション映画です。

ロシア・マフィアを相手に復讐をとげ、愛車を取り戻したジョン・ウィックキアヌ・リーブス)が平穏な生活へ戻ろうとした時、イタリア・マフィアのサンティーノ(リッカルド・スカマルチョ)から殺しの依頼がきます。ジョンは断りますが、血の誓約を守らないことに怒ったサンティーノはジョンの家を破壊。愛妻との想い出の品も消失します。裏組織のウィンストン(イアン・マクシェーン)は、裏組織の掟を守って依頼を引き受け、自由になるように忠告。ジョンはサンティーノの依頼通りに暗殺を実行。血の誓約を果たしたジョンが復讐にくることを恐れたサンティーノは、ジョンの首に700万ドルの賞金をかけます。サンティーノ配下の殺し屋アレス(ルビー・ローズ)や、ジョンが殺したボスの用心棒だったカシアン(コモン)の他にも世界中の殺し屋にジョンは狙われることになり……

今回もドンパチと格闘の連続でアクション全開。ジョンも敵も防弾チョッキを装備しているので、撃たれても簡単には死にません。撃ち倒しておいて相手に近づき頭をブチ抜きます。銃撃戦はシューティングゲームの感覚ですな。ジョンに武器を提供する地下犯罪情報組織のボス役キングでローレンス・フィッシュバーンが出演。それと裏社会の聖域コンチネンタルホテルは世界中にあって、ローマの支配人はフランコ・ネロです。ローマのホテルにはテイラーもあって、ジョンは防弾装備のスーツをあつらえるので~す。

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一挙観で

録画していた『ジョン・ウィック』(2014年/監督:チャド・スタエルスキ)を観る。伝説の殺し屋の復讐を描いたアクション映画です。

愛妻を病気で亡くしたジョン・ウィックキアヌ・リーブス)は、愛妻が送ってくれた子犬に心を癒され平穏な生活を送っていましたが、ジョンの愛車69年式ムスタングに目をつけた悪党に自宅を襲撃され、車を奪われただけでなく、子犬も殺されてしまいます。奪ったのはロシア・マフィアのボス(ミカエル・ニクヴィスト)の息子ヨセフ(アルフィー・アレン)で、ジョンは復讐を決意。ジョンがかつて裏社会で恐れられた伝説の殺し屋ということを知っているボスは、息子を守るためにマーカス(ウィリアム・デフォー)やパーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ)といった凄腕の殺し屋を雇いますが……

鉛筆1本で3人の男を殺した伝説の殺し屋という割にはチンピラにやられてアレレと思ったのですが、5年の引退生活で研ぎ澄まされた感覚が鈍っていたんですな。その感覚が甦るや、ドンパチと格闘の連続で相手を葬っていきます。格闘も素手だけで倒すのでなく、相手を倒して銃で頭をブチ抜くというもの。スピード感があって、アクション映画としては上出来だと思います。裏社会の聖域コンチネンタルホテル(この場所で争ってはいけないという掟がある)の存在なんて、現実的じゃないのですが、面白い設定です。ホテルでジョンを殺そうとしたパーキンズは、ホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)に殺されま~す。

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ついでに邦画ミステリー関連で

録画していた『うちの執事が言うことには』(2019年/監督:久万真路)を観る。若き当主と執事が織りなすコミカル・ミステリーです。

父(吹越満)の突然の引退宣言で名門・烏丸家の当主となった花頴(永瀬康)の世話をすることになったのは、幼い頃からよく知る老執事の鳳(奥田瑛二)でなく若い衣更月(清原翔)でした。不本意ながらも衣更月を執事として受け入れる花頴。そんな矢先、花頴は招待されたパーティーで思いもよらぬ事件に巻き込まれたことから赤目(神宮寺勇太)という男と親しくなります。烏丸家に係わる人たちが次々に事故に見舞われ、衣更月が調査に乗り出しますが……

アイドル映画なのでミステリーの面白さを期待するのは無理。最初から予想がついていたのに、もしかしてと、思ったんだよなァ。大人の観る映画じゃありませ~ん。

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これまた原作期待で

録画していた『屍人荘の殺人』(2019年/監督:木村ひさし)を観る。ゾンビに囲まれたペンションで起こる殺人事件を描いたミステリー・コメディです。

神紅大学の明智恭介(中村倫也)と葉村譲(神木隆之介)は、ホームズとワトソンといった探偵コンビ。そんな二人が同じ大学に通う美人探偵・剣崎比留子(浜辺美波)から事件の臭いのするロックフェス研究会の合宿に招待されます。昨年、その合宿に参加した女子部員の一人が行方不明になっており、開催中止を要請する脅迫状が届いていたのね。研究会OBの七宮(柄本時生)の父親がオーナーであるペンション“紫湛荘”が合宿会場で、集まったのは招待された比留子たち3人に部員が5人、それに研究会OBの七宮と立浪(古川雄輝)の10人。彼らは近くで開催されていたロックフェスティバルを見学に行き、女好きの七宮と立浪が静原美冬(山田杏奈)という女の子を紫湛荘に誘います。その頃、ロックフェスティバルでは何者かによってバラまかれたゾンビウイルスによって観衆はゾンビ化。比留子たちが逃げ帰った紫湛荘はゾンビたちに取り囲まれ……

ゾンビに取り囲まれた密室状態で、さらに紫湛荘において密室殺人が起こるという新しさで、第27回鮎川哲也賞を受賞した今村昌弘の小説が原作。犯人と動機はすぐにわかりますが、肝心の殺人が後半なのでトリックを考えていたらすぐに謎解きのシーンになりました。大人の鑑賞に耐えるような作品でなく、ミーハー向け映画で~す。

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