2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

話題のない時は……

雑務で1日終り。 医師不足に対して、政府・与党の緊急医師確保策が提案された。はっきり言って、付け焼刃で問題解決になっていません。医師が不足しているなら、医者を増やす施策が必要なのに、それがないのですからね。何でもそうですが、底辺を広げること…

ニヒルというよりムッツリ

録画していた『薔薇の標的』(1972年・東宝/監督:西村潔)を観る。『狙撃』(1968年/監督:堀川弘通)で当てた東宝が、“夢よ、もう一度”的に製作したもので内容的には褒められてものではありません。殺し屋役の加山雄三も、『狙撃』では初物の新…

やっぱり最低映画

『ヴェノム 毒蛇男の恐怖』(2005年/監督:ジム・ギレスビー)は、ブードゥーの悪霊が宿っている毒蛇に噛まれた男がゾンビとなって若者を殺しまくるホラー。題名からして、いかにも最低という臭いが漂っています。もしかしたらと思ったのですが、何故か…

能天気なアクション映画

録画していた『若くて、悪くて、凄いこいつら』(1962年・日活/監督:中平康)を観る。設定が現実離れしたマンガチックな能天気映画です。原作が柴田錬三郎で、現代アクションといっても娯楽時代劇の調子なのでピントはずれになっているんですね。主演…

これも現代西部劇

ビデオで『地獄の天使』(1967年/監督:T・C・フランク)を観る。流れ者の青年ビリー・ジャック(トム・ローリン)が、町を支配するヘルズ・エンゼルと戦う物語で、馬をオートバイに置き換えただけで、構造は西部劇です。当時、アメリカの社会問題と…

ジョン・ウェイン生誕100年

本日はジョン・ウェインの誕生日。1907年生まれですから生誕100年にあたります。ウェインは、1950年代〜60年代のアメリカの正義を代表するスターでした。どんな映画に出てもジョン・ウェインと映画評論家には揶揄されましたが、これぞ大スター…

マンガにすると

所用があって大宮まで外出。雨なので“ブックオフ”だけに立ち寄り、『時代劇マガジン vol.15』と『伝説日本チャンバラ狂』を購入し、早速、黒鉄ヒロシ:著(ペリー荻野:原案・監修)の『伝説日本チャンバラ狂』(集英社:2006年6月30日題1刷発…

現代西部劇なのだ

ビデオで現代西部劇の『カウボーイ・ウェイ』(1994年/監督:グレッグ・チャンピオン)を観る。“荒野のヒーロー、N.Y.へ行く”と副題にあるように、親友の娘を捜しに生まれて初めてニューヨークにやって来たニューメキシコのロデオ・カウボーイの二…

続きはあるのかな

録画していた『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2005年/監督:アンドリュー・アダムソン)を観る。邦訳で2000ページを越えるC・S・ルイスの大河ファンタジーの映画化で、全部で7章あり、この作品は第1章にあたります。以下、第2章…

昼寝のBGM

録画していた『武士道無残』(1960年・松竹/監督:森川英太朗)を観る。殉死を命じられた若侍が恐怖のあまり逃げ出し、追いかけてきた城の侍たちに斬られる冒頭シーンでのロングショットとカット割りが素晴しかったので期待したのですが、途中からメロ…

HPが更新できない

一昨日購入したCDを聴きながら、HP:西部劇シネマ館に「怪獣西部劇」を作成するが、biglobeのサーバーにログインできない。FTPアカウントの変更の依頼がきて、変更したのが原因だと思われます。他のHPサーバーには現状通りログインできます…

特撮はチャチだけど

昨夜は飲んで帰ったので、朝イチで日記のアップをした後、『原始怪獣ドラゴドン』(1956年/監督:エドワルド・ナサウア)を観る。ウィリス・オブライエンの原案を大幅に変更した怪作。カウボーイが恐竜と戦うという発想は素晴しいのですが、特撮レベル…

苦労するのは最初だけ

PS2で『提督の決断Ⅳ』をプレイ。ドイツも連合国側にしたキャンペーンのシナリオ2が終了しました。コーエーのシミュレーションゲームに共通していえるのは、ハンディの大きい最初をしのげば、あとは楽勝ですね。戦艦を中心とした艦隊で領土を拡大し、防衛は…

題名は違うが

録画していた『修羅城秘聞(前後編)』(1952年・大映/監督:衣笠貞之助)を観る。原作は時代劇のスタンダードとして広く知られている山手樹一郎の『桃太郎侍』です。その最初の映画化で、原作に忠実なのはいいですが、前後編にしたため全体的に冗長に…

本を読む代わりに

録画していた『白夜の妖女』(1957年・日活/監督:滝沢英輔)を観る。原作は泉鏡花の『高野聖』で、日本の幻想小説を代表するものです。SFファンであれば必読書なのですが、一時期、流行病的にSFが好きになっただけの私としては、恥ずかしながら読…

肩凝りの原因は……

最近、肩が凝って仕方がない。どうもキーボードの叩きすぎのようなので、本を読んで過しました。 でもって、中野晴行:著の『球団消滅』(ちくま文庫:2004年10月10日第1刷発行)を読了。プロ野球がセ・パの2リーグとなって、最初のセリーグ優勝し…

雑務の合間に

色々と雑務が入って、まとまった時間がとれない。そんな時は合間に短編小説を読んで過しましょう。 でもって、8人の作家によるミステリーアンソロジーの『密室』(角川書店:1994年6月25日第2刷発行)を読了。新しい密室トリックを期待してもネタが…

それでも新東宝

録画していた『無警察』(1959年・新東宝/監督:小森白)を観る。新東宝のアクション映画というのは、しっかりした骨組みがなく、散漫な物語展開で暗くフニャフニャしたものが多いですね。この作品もそうで、警察も簡単に手出しができない“無警察地帯”…

題名からだと……

映画館で観て以来、なかなか観る機会がなかったのでダビングしてもらった『荒野のアニマル』(1971年/監督:ロン・ジョイ)を観る。“強烈なアクションで描く、凄まじいSEXの復讐!”というキャッチコピーに釣られて、西部劇としてよりアッチの方を期…

パブロフの法則

リンリンが焼芋を食べなくなる。昔は大好物でムシャムシャ食べていたのですが、最近は口先へ持っていってもプイと顔をそむけます。毎日、焼芋にくるめて薬を飲ませていたので、そのせいかもしれませんね。だから、薬が入っていなくても、食べようとしない。…

今日も読書

尾崎秀樹:著の『にっぽん裏返史』(文春文庫:1995年2月10日初版発行)を読了。“遠山の金さんの桜吹雪の刺青”とか、“水戸黄門の諸国漫遊”とか、“天一坊事件”とか、28編の時代劇でお馴染み(中には知らない話もありましたけどね)の通説を史実に基…

本日も読書

中村彰彦:著の『新選組全史』(角川文庫:2001年7月25日初版発行)を読了。新選組関係の本はこれまで結構読んだのですが、知らなかったことが多くて楽しめました。芹沢鴨の副将と思っていた新見錦が芹沢と仲が悪かったことや、池田屋事件において浪…

たまには読書

ひとつにかためて置いている未読の本が減らないので、少しずつ減らしていくことにしました。まずは、豊田有恒:著の『異聞・ミッドウェー海戦』(角川書店:1983年10月25日第5版発行)を読了。古代から近代までの歴史に介入する時間犯罪を描いた6…

安心感のある西部劇

ランドルフ・スコット主演の西部劇『七人の無頼漢』(1956年/監督:バッド・ベティカー)を観る。製作がアンドリュー・V・マクラグレンで脚本がバート・ケネディ、監督がバッド・ベティカーで主演がランドルフ・スコットとくれば、娯楽映画としての西…

西部劇というより

西部劇DVDの『スワンプ・ウォーター』(1941年/監督:ジャン・ルノワール)を観る。ナチから逃れてアメリカに渡ったジャン・ルノワールのハリウッド第1回作品です。“人情味溢れる異色ウエスタン!”とありましたが、西部劇というよりジョージア州の…

オリジナルは3Dだけど

ロック・ハドソン主演の西部劇『限りなき追跡』(1953年/監督:ラオール・ウォルシュ)を観る。恋人(ドナ・リード)を悪党(フィル・ケリー)に拉致された主人公(ロック・ハドソン)が追跡して救出する物語です。ロック・ハドソンはピリっとせず、フ…

もやもやした西部劇

西部劇DVDの『追跡』(1947年/監督:ラオール・ウォルシュ)を観る。一般的にニューロティック・ウエスタン(サイコ・ウエスタン)と云われている心理描写に重点をおいた西部劇です。主人公(ロバート・ミッチャム)は子どもの頃の記憶がなく、時お…

懐かしい顔が……

西部劇DVDの『無頼の谷』(1952年/監督:フリッツ・ラング)を観る。恋人を殺された男の復讐物語ですが、フリッツ・ラングらしい少し捻くれたところのある西部劇になっています。何しろ主演が善人よりも悪役が似合うアーサー・ケネディですからね。…

引き続き3D西部劇

西部劇DVDの『ホンドー』(1953年/監督:ジョン・ファーロー)を観る。『肉の蝋人形』、『フェザー河の襲撃』に続く、ワーナーの立体(3D)映画の第三弾です。でもって、『フェザー河の襲撃』と同じようにインディアンとの戦いを描いた西部劇。前…

初めて観た西部劇

西部劇仲間から届いた『フェザー河の襲撃』(1953年/監督:ゴードン・ダグラス)を観る。営倉入りの囚人兵を率いた主人公(ガイ・マディスン)がインディアンに拉致された娘(ヘレン・ウェスコットとヴェラ・マイルズ)を救出し、インディアンに追われ…