2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

初めて観たアキラ映画

録画していた小林旭主演の『南国土佐を後にして』(1959年日活/監督:斎藤武市)を観る。『夜霧の第二国道』と同じように、ペギー葉山のヒット曲に便乗した歌謡アクション映画です。恋人のために、封印した過去の特技を使うというのは、『女を忘れろ』…

色々な役者が演じても……

リンリンをカットに出した後、録画していた『桃太郎侍』を観る。密書を掏り取った小鈴(久保菜穂子)を桃太郎(本郷功次郎)が救うオープニングから、伊賀半九郎(若山富三郎)の配下に襲われた百合(高田美和)を救った因縁から、若君の身代わりとなって丸…

懐かしの海外ドラマ

WOWOWで今日から始まった『サンセット77』をオンタイムで観る。『サンセット77』はハリウッドのサンセット通り77番地に探偵事務所を持つベイリー(エフレム・ジンバリスト・ジュニア)とスペンサー(ロジャー・スミス)を主人公にした都会的なク…

ノベライズで確認

昨日観た『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』の感想を書くにあたって、NAKA雅MURA:著のノベライズ本(小学館文庫:2007年8月12日初版発行)を読了。西部劇は視覚にうったえるガンファイトが見せ場なので、小説ではその魅力が伝わらないですね…

マカロニのノベライズ

先日送られてきた古書目録に欲しい本があったので、久しぶりに神田神保町まで出かける。これだけが目的でなく、神保町シアターで上映されている『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』も観たいと思いましてね。なにしろ、本人による日本語吹替え版(但し、タラン…

お次も講談ネタ

録画していた『剣豪相馬武勇伝・桧山大騒動』(1956年・新東宝/監督:山田達雄)を観る。大砲で津軽藩主の行列を襲撃した相馬大作(嵐寛寿郎)の物語です。次から次へとチャンバラシーンは展開しますが、ドラマのない内容の薄っぺらい新東宝らしい時代…

長さんの次はアラカン

録画していた嵐寛寿郎主演の『剣聖暁の三十六番斬り』(1957年・新東宝/監督:山田達雄)を観る。奉書を使って飛騨守に柳生流秘伝を伝授するシーンから二刀を使っての36人斬りまでの、講談ネタを元にしたお馴染みの荒木又右衛門の伊賀上野での仇討物…

本日も長谷川時代劇

録画していた長谷川一夫主演の『口笛を吹く渡り鳥』(1958年・大映/監督:田坂勝彦)を観る。“口笛吹いてドスを抜き、女ごころを背に受けて、歌で斬る斬る三度笠!”のキャッチコピーの通り、やたらとカッコ良い長谷川一夫を見せる映画です。中半の街道…

続いて長谷川時代劇

録画していた『江戸っ子祭』(1958年・大映/監督:島耕二)を観る。大久保彦左衛門(中村鴈治郎)に頼まれて、将軍世継とは知らずに竹千代(川口浩)を預かった一心太助(長谷川一夫)の物語です。長谷川一夫だと威勢のいい兄キでなく分別ある親分にな…

西部劇の次は時代劇

“お彼岸”がくるというのに真夏のような暑さ。これでは“お盆”ですよ。 録画していた長谷川一夫主演の『かげろう笠』(1959年・大映/監督:三隅研次)を観る。コミカルなタッチの時代劇ですが、すでに薹が立っている長谷川一夫にはマッチしていません。当…

映画を観る前に

大宮まで所用で出たついでに本屋とCD店に立寄って、話題の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』の関連モノを購入。私がブログ日記を作っている「はてなダイアリー」で、“西部劇”を検索すると、大半が『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』です。それで、衝動買…

ファミリー西部劇

西部劇DVDの『バンジョー・ハケット』(1976年/監督:アンドリュー・V・マクラグレン)を観る。売られた馬を主人公(ドン・メレディス)と甥の少年(アイク・アイゼンマン)が取り戻す物語で、行く先々で色々出来事に遭遇するウエスタン・ロード・…

クーパーの西部劇

西部劇DVDの『コルドラへの道』(1959年/監督:ロバート・ロッセン)を観る。内容は、叙勲のために基地のあるコルドラに向かう、パンチョ・ビラ軍との戦いで活躍した5人の兵士と観察将校(ゲイリー・クーパー)の物語です。最初に戦闘シーンがある…

ジーン・アーサーの西部劇

西部劇DVDの『アリゾナ』(1940年/監督:ウェズリー・ラッグルス)を観る。戦前に輸入された作品ですが、日本では戦争でお蔵入りになり、1946年に公開されました。アリゾナのツーソンを舞台にした開拓史劇です。主人公は牧場経営を夢見る勝気な…

アンソニー・マンの駄作

西部劇DVDの『シャロン砦』(1955年/監督:アンソニー・マン)を観る。劇場公開時は『シャロンの屠殺者』という邦題でした。出来不出来は別として、登場人物に感情移入できれば、それなりに満足できるのですが、この作品は全然ダメ。主人公(ビクタ…

心理重視の西部劇

西部劇DVDの『去り行く男』(1956年/監督:デルマー・デイヴィス)を観る。デルマー・デイヴィスらしい心理描写に重点をおいた西部劇です。粗野で容姿の悪い牧場主(アーネスト・ボーグナイン)が、妻(ヴァレリー・フレンチ)が不貞しているという…

ジョン・ウェインの不遇時代

西部劇DVDの『テキサスの旋風』(1932年/監督:D・ロス・レダーマン)を観る。ティム・マッコイ主演のB級西部劇です。主人公のテキサス・グラントは黒ずくめの服装で白馬に跨るという典型的なB級ウエスタン・ヒーローですね。如何ってことのない…

DVDを観る前に

録画していた『ブロークン・トレイル 遥かなる旅路』(2006年/監督:ウォルター・ヒル)を観る。前編・後編合せて3時間10分のミニ・シリーズで、ゴールデン・グローブ賞3部門にノミネートされました。内容は、叔父(ロバート・デュバル)と甥(トー…

そろそろ西部劇

録画していた『赤い矢』(1957年/監督:サミュエル・フラー)を観る。北軍を憎悪する元南軍兵(ロッド・スタイガー)がスー族の娘(サリタ・モンテール)と結婚し、インディアンの一員になろうとする物語で、サミュエル・フラーらしい辛口の西部劇です…

史実がモデルだった

加太こうじ:著の『江戸の事件簿』(立風書房:1979年6月1日第1刷発行)を読了。読了といっても、最初からじっくり読んだわけじゃないですけどね。家康の江戸入城から東京改称までの江戸で起こった60の事件を綴った史談の中から興味深いものだけを…

日記ネタとして

大宮まで所用で出たついでに、帰りにブックオフに立ち寄り、100円コーナーで、『アウトロー』、『クレオパトラの謎』、『江戸の事件簿』、『カレンダー世界史』を購入。日記ネタはないかと思い、早速、柴田三千雄:編著の『カレンダー世界史』(岩波ジュ…

話題のない時は……

台風が過ぎて蒸し暑い日が続く。こんな時は、枝豆にビールです。大豆を青いうちに刈り取って、茹でて塩をふって食べる枝豆は古くからありまして、『延喜式』の中に9月9日節料として青大豆の名があります。 画像は、「バラキ/スクリーンテーマ」のLPジャ…

時代背景の勉強

カミさんに頼まれて録画した『刺客請負人』と『朱蒙』を一緒に観る。『刺客請負人』はテレビ東京の金曜時代劇で、いつもはオンタイムで観ているのですが、昨夜は台風報道で1日ズレ込んだNHKの木曜時代劇『陽炎の辻』を観たものでね。『朱蒙』はBSフジ…

再びゲームを

台風9号が関東を直撃し夜中から未明にかけて暴風雨。ベランダ側のガラス戸が雨粒でいっぱいだったので、その凄さがわかります。といっても、マンションは一戸建ちと違って、直接被害を受けることがないので気楽なものですけどね。 PSで『信長の野望・烈風…

久しぶりにアキラ映画

録画していた『赤道を駈ける男』(1968年・日活/監督:斎藤武市)を観る。小林旭百本記念作品であるとともに、自社プロダクション(アローエンタープライズ)による第1回製作作品です。ブラジルに長期ロケしたりして金をかけているのはわかるのですが…

旅行計画作り

カミさんと恒例にしている秋の温泉1泊プランの計画作りをする。今年は東武鉄道の全線無料回数券があるので、その沿線ということでね。昨年・1昨年と利用している「県民共済特別宿泊プラン」で、“湯西川温泉”にしたのですが、10月・11月は同プランは満…

話題のない時は……

雑務で1日終り。話題のない時は我楽多レコードのジャケットでも。画像は、Johnny&みゆきの「太陽のツイスト」です。1983年にツイストだなんて、リバイバルを狙ったのですかね。それにしてもこのジャケット、太陽を感じさせなければ、ツイストも…

久しぶりに高いレコード

月初の月曜日ということで、仕事の打合せで大宮へ。帰りに久しぶりに中古レコード屋を覗くと、壁に「天を斬る」のレコードがあるではありませんか。5千円とは高いなァ。時代劇の主題歌を収録したCDの中に「天を斬る」もあった筈なので、今回はパス。再び…

女優男優

関川夏央:著の『女優男優』(双葉社:2003年4月15日第1刷発行)を読了。女優12名・男優17名・監督1名に関しての考察とインタビューによるコラムです。それに、映画『秋津温泉』を通して見た“昭和30年代”についてのエッセイが全体の1/4を…

蛇女優

録画していた『青蛇風呂』(1959年・大映/監督:弘津三男)を観る。毛利郁子の“蛇映画”三部作の最後の作品。風呂場で大量の蛇が身体にまとわりつくという毛利郁子の見せ場はあっても、それだけではね。幽霊騒ぎで主人を狂い死にさせ、店を乗っ取るとい…