2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

反ファシズム

録画していた『人生劇場・続飛車角』(1963年・東映/監督:沢島忠)を観る。宮川を殺した奈良平に向かっていくところで前作はエンドとなったんですが、刑務所に入っていた飛車角(鶴田浩二)が出獄するところから始まります。おとよ(佐久間良子)はテ…

任侠路線の先駆けというだけでなく

録画していた『人生劇場・飛車角』(1963年・東映/監督:沢島忠)を観る。原作は尾崎士郎の何度も映画化された名作ですが、青成瓢吉でなく主人公を飛車角にした初めての作品です。愛人のおとよ(佐久間良子)を足抜きさせて小金一家の世話になった飛車…

懐かしい顔が

ビデオに録画保存していた西部劇『荒野のギャンブラーⅡ』(1983年/監督:ディック・ラウリー)を観る。ケニー・ロジャース主演のテレビムーヴィで、『ザ・ギャンブラー』の続編です。ケニーの“ギャンブラー”はパート3まであるようですが、1と2を観る…

五人でなく誤認

録画していた『テキサスの五人の仲間』(1965年/監督:フィルダー・クック)を観る。テキサスきっての大金持ち5人が年に一度集まってポーカーをするんですな。弔いを放ぽり出して葬儀馬車で西部の荒野をやって来る葬儀屋チャールズ・ビックフォード、…

史実に即しているが

録画していた『桜田門外ノ変』(2010年・東映/監督:佐藤純彌)を観る。井伊大老暗殺に至る経緯と、その後の顛末を水戸藩士の側から描いた作品です。原作は吉村昭の歴史小説ね。ペリーにより開国を迫られた大老・井伊直弼(伊武雅刀)は、それに強く反…

納得できるベスト5

本日の朝日朝刊別刷りbeの“beランキング”は、こよなく愛する西部劇映画。西部劇約70本のリストの中から5本を選ぶという方法で1782人が回答した結果、1位:シェーン、2位:荒野の七人、3位:明日に向かって撃て!、4位:駅馬車、5位:夕陽の…

狼でなく虎だった

ビデオで『烙印の狼』(1966年/監督:バーナード・マックビーティ)を観る。『ライフルマン』で人気の出たチャック・コナーズが映画主演した西部劇です。テキサスの町に国勢調査に来た調査員(ジェームス・マッカーサー)が、酒場のバーテン(アーサー…

射撃が目的でないから

所用で大宮まで出かけ、帰りに立寄った本屋で、『モデルガン・グラフィックス』(イカロス出版)を購入。実銃を所持できるアメリカと違って、日本の拳銃ファン(私のような一時的なファンも含む)はモデルガンには愛着を感じます。1960年〜61年にかけ…

昨日の女優が

録画していた『X−MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年/監督:マシュー・ヴォーン)を観る。“スタートレック”シリーズが『スタートレック』(2009年)で最初に戻ったように、“X−MEN”シリーズの振出部分を描いています。“X−MEN”…

リセットして善人に

録画していた『アンノウン』(2011年/監督:ジャウマ・コレット=セラ)を観る。交通事故に遭い、4日後に意識を取り戻した男(リーアム・ニーソン)が妻(ジャニュアリー・ジョーンズ)からは知らないと言われ、見知らぬ男が自分に成り済ましているん…

この次は

金環日食を観る。晴れたり曇ったりでヤキモキしながら空を眺めておりました。最大金環時には雲が半分覆っており残念。小学生の時は晴れていてバッチリ見えました(ガラスに煤をつけた自家製遮光板でね)が、この次は生きていないや。 ビデオのテレビ西部劇『…

2作目だったが

録画していた『アンダルシア女神の報復』(2011年/監督:西谷弘)を観る。アンドラで日本人投資家(谷原章介)が死亡し、第1発見者が日本人女性(黒木メイサ)だったために、サミット出席の外務大臣(夏八木勲)に随行してパリに来ていた黒木康作(織…

愛は運命を変える

録画していた『アジャストメント』(2011年/監督:ジョージ・ノルフィ)を観る。フィリップ・K・ディックの原作というのでSFサスペンスを期待したのですが、べたべたのラブロマンスでした。主人公(マット・デイモン)は大統領になるように運命づけ…

教育のためなら

ビデオのテレビ西部劇『ライフルマン(7巻)』を観る。「対決」「鷹」「二人三脚」「怒れる男」の4話が収録されています。 「対決」は、保安官と女主人を人質にして雑貨屋に立て篭もった脱獄犯にルーカスが立ち向かう物語。歌にまでなった早撃ち自慢の脱獄…

王様は架空

録画していた韓国時代劇『夜叉ヤチャ』の最終回と、ビデオのテレビ西部劇『ライフルマン(6巻)』を観る。 『夜叉ヤチャ』はケーブルテレビ局が製作した全12話のフュージョン時代劇。兄弟と彼らが愛する女性との絡まりあう運命と対決を描いているのですが…

存在感が違う

ビデオのテレビ西部劇『ライフルマン(5巻)』を観る。「よみがえる拳銃」「一枚の写真」「西部を旅する少年」「追って来た男」の4話が収録されています。 「よみがえる拳銃」は、ルーカスの亡き妻の親友が名をはせたガンマン(ロバート・ウェバー)と結婚…

やっぱり死ぬのは

韓国時代劇『チャクペ相棒』の最終回と、ビデオのテレビ西部劇『ライフルマン(4巻)』を観る。 『チャクペ相棒』は、赤ん坊の時にすり替えられた二人が親友となり、運命のいたずらから、一人は義賊の頭領に、一人は捕盗庁の役人となって相対することになる…

ついに完結

録画していた『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(2011年/監督:デビット・イェーツ)を観る。2001年にスタートした“ハリー・ポッター”も、ついに終わりを迎えます。ハリー(ダニエル・ラドクリフ)とウォルデモート(レイフ・ファインズ)…

西部劇の定番が凝縮

ビデオのテレビ西部劇『ライフルマン(3巻)』を観る。「父の厄日」「恐怖を運ぶ男」「見習い保安官」「死の追跡」の4話が収録されています。 「父の厄日」は、マークが父の再婚を願って駅馬車から降りた女性を気に入り、父を紹介するんですな。そんな事と…

大変な年だった

本日の朝日朝刊別刷りbeの“beランキング”は、感動のドラマチック金メダル。1位は、2000年シドニー女子マラソンの高橋尚子で、日本女子初の陸上の金メダルだったことと、記憶に新しいこともあって当然かな。2位の1984年ロサンゼルス柔道の山下…

主演となれば

ビデオのテレビ西部劇『ライフルマン(2巻)』を観る。「息子と若者」「死の報復」「名誉の決闘」「銀行警備員」の4話が収録されています。 「息子と若者」は、銀行強盗一味の若者(マイケル・ランドン)が逃亡中に、崖から落ちそうになっているマークを救…

一家のはじまり

ビデオのテレビ西部劇『ライフルマン(1巻)』を観る。1話〜4話が収録されています。第1話「ライフルマン登場」は、ルーカス(チャック・コナーズ)とマーク(ジョニー・クロフォード)の父子がノースフォークの町にやってきて、売りに出されていた牧場…

神話からアメコミ

録画していた『マイティ・ソー』(2011年/監督:ケネス・ブラナー)を観る。原作はアメコミのヒーローアクションです。神の国アスガルドの最強戦士ソー(クリス・ヘムズワース)は、オーディン王(アンソニー・ホプキンス)の息子で王位継承者でしたが…

あの人、あの人

所用があって大宮へ。駅で声をかけられ、顔は憶えているんですが、名前が思い出されません。何かで一緒に仕事した人なんですけどね。適当に相槌を打って別れました。 用を済ませた後、久しぶりに“ブックオフ”に立ち寄り、『韓国時代劇歴史読本(2012年度…

成長すると

録画していた『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』(2010年/監督:マイケル・アプテッド)を観る。ルーシー(ジョージー・ヘンリール)とエドマンド(スキャンダー・ケインズ)、それに従兄弟のユースチス(ウィル・ポールター)が壁にか…

続きといえば

録画していた『アーサーとふたつの世界の決戦』(2010年/監督:リュック・ベンソン)を観る。『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』の続編です。第1作の『アーサーとミニモイの不思議な国』は、それだけで物語が完結していたのですが、第2作は魔王マ…

続きはあるのか

本日の朝日朝刊別刷りbeの“beランキング”は、私の恋するフェルメール。フェルメールは、現在では最も人気のある画家になっていますね。私が名を知ったのは、注目を浴びるようになった21世紀になってからで、大半の人がそうじゃないかな。学生時代の美…

乱獲すれば絶滅

録画していた『デイブレイカー』(2009年/監督:マイケル&ピーター・スピエリッグ)を観る。ウィルスによって人類の大半がヴァンパイア化した世界が舞台のSFホラーです。人類は減少し、食料である人間の血液が不足し、同じヴァンパイアの血を吸って…

主演に合わせてマカロニ的

録画していた『荒野の七人/真昼の決闘』(1972年/監督:ジョージ・マッコーワン)を再見。クリス(リー・ヴァン・クリーフ)はアリゾナで連邦保安官をしており、最初の『荒野の七人』から10年後という設定です。保安官をしている旧友からメキシコの…

スターがいない

録画していた『新・荒野の七人』(1968年/監督:ポール・ウェンドコス)を再見。残虐なディエゴ大佐(マイケル・アンサラ)に捕らえられた革命指導家キンテロ(フェルナンド・レイ)救出を革命戦士のマキシミリアーノ(レニ・サントニ)から頼まれたク…