2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

当り前のこと

再生視聴率の調査が出ていた。録画再生が放送中(オンタイム)より上回る例もあったとのことですが、今さらという感じで驚くべきことじゃないですよ。録画再生が圧倒的に高いのがドラマというのも当たり前のことね。バラエティー番組はながら視聴で充分です…

プロレスが面白かった頃

画像は、力道山とミスター・アトミックとのインター選手権のポスター。テレビの放送開始とともに、プロレスは力道山の魅力と相まって大ブームとなりました。悪くてでかい外人レスラーの反則に耐え、必殺技の“空手チョップ”で粉砕する。受けた屈辱や攻撃に即…

最近のプロレス

今月はプロレスを欠かさずに観る。昨年末に本の整理をしていて出てきた『プロレス名鑑(1999ゴング)』をパラパラ見ていたら、急にプロレスが観たくなったのね。CATVで放送されているプロレス番組を片っ端から観たのですが、往年のプロレスの面白さ…

座布団運び30年

『笑点』の山田隆夫が、座布団運びが30年になるのを知る。『笑点』は、あと2年で50年を迎えるので、そんなに長くやっているのが意外でした。私の記憶に残っているのは、立川談志時代の毒蝮三太夫、三波伸介時代の松崎真ね。前田武彦時代の座布団運びは…

未見の資料用映画

無声時代劇DVDを観た関係で、映画史関係の本に目を通す。欧米にはなかった日本映画の特異な文化として弁士があります。映画の内容説明や俳優のセリフの代弁をしたりする無声映画には欠くべからざる存在でした。徳川無声のような人気弁士になると、映画の…

トーキーへの移行時期

無声時代劇DVDの『決戦荒神山』(1932年/監督:金田繁・大友麟三)を観る。賭場荒しをするならず者を斬ったことから、吉良の仁吉(月形龍之介)と神戸の長吉(阿部九州男)がワラジをはくところから物語は始まります。1年後に故郷に戻ってくると、…

記念すべき第1作

無声時代劇DVDの『右門一番手柄・南蛮幽霊』(1929年/監督:橋本松男)を観る。“鞍馬天狗”と並ぶ、アラカンの十八番となる“むっつり右門”の第1作です。佐々木味津三の原作も“右門捕物帖”の第1作目で、脚本を書いた山中貞雄の名が世に出た最初の作…

マキノ時代は長三郎

アラカン主演の無声時代劇DVD『百萬両秘聞(前・后編)』(1927年/監督:マキノ省三)を観る。百万両の隠し場所を巡って美男の若侍・盗賊・人斬り浪人・美女たちが絡む伝奇時代劇です。由比正雪が隠した百万両の隠し場所を亡き恩師からきいた春水主…

退屈しなかった

無声時代劇DVDの『尊王攘夷』(1927年/監督:池田富保)を観る。物語は安政5年の黒船来航から桜田門外の変までを井伊直弼(大河内伝次郎)を主人公にした歴史劇です。上映時間100分というのは当時としては大作ですね。安政の大獄で勤王浪士を捕…

バンツマ二本

阪東妻三郎が出演している無声時代劇DVDの『小雀峠』と『影法師』を観る。 『小雀峠』(1923年/監督:沼田紅緑)は、父を捜す心優しい飴売りの少年の物語です。母を亡くした徳太郎(市川小蝦)は、小雀峠の茶屋で母から教わった飴売りの唄が歌い、飴…

幼稚だが新鮮

無声時代劇DVDの『大笑い弥次喜多道中』(1921年/監督:辻吉郎・小林弥六)を観る。日本最初の時代劇スター尾上松之助主演のコメディ時代劇です。弥次さん(尾上松之助)と喜多さん(中村扇太郎)が信州善光寺詣りに出発するのですが、行く先々で大…

今年も続くのか

録画していた『さや侍』(2011年・松竹/監督:松本人志)を観る。妻が死んで虚脱状態になった侍(野見隆明)が脱藩した罪で捕えられ死罪となりますが、母を亡くして笑わなくなった若君を笑わせたら無罪放免ということになり、娘(熊田聖亜)や牢番(板…

“鬼平”続きで

録画していた『鬼平外伝・正月四日の客』を観る。“鬼平外伝”シリーズ第3弾です。鬼平の名は出てきますが、鬼平は登場しないので外伝ね。時代劇専門チャンネルが製作しており、単発でも継続して時代劇を製作してくれるのは嬉しいです。 毎年、本所枕橋にある…

新鮮味はないが

録画していた新春大型時代劇『鬼平犯科帳スペシャル・泥鰌の和助始末』を観る。店の金を横領したと濡れ衣を着せられて自殺した息子の仇を討つため、足を洗っていた盗賊・和助(石橋蓮司)が盗みによって息子の無念をはらす物語です。原作では和助と組む松岡…

念願だった作品

ビデオに録画保存していたテレビ時代劇『剣』の第36話「海鳴り」(監督:内出好吉、脚本:安藤日出男)を観る。冤罪をはらすために抜け荷一味を捜す浪人の物語です。刀の持ち人は、流れ者の浪人・矢吹伝九郎(木村功)ね。難破した抜け荷船の浜辺に流れ着…

これが元ネタか

ビデオに録画保存していたテレビ時代劇『剣』の34話と35話を観る。 第34話「瓦版ねずみ小僧」(監督:渡辺祐介、脚本:安藤日出男)は、丁稚小僧のために強欲な質屋から刀を盗むねずみ小僧の物語。刀の持ち人は、小僧の父親・源内(滝田祐介)ね。怪盗…

何が目的のDVD化

西部劇DVDの『不死身の保安官』(1959年/監督:ラオール・ウォルシュ)を観る。銃を売るなら必要としているところにかぎると、イギリスの銃器製造会社のジョナサン(ケネス・モア)がアメリカ西部にやって来るんですな。駅馬車に乗っているとインデ…

観るものが多くても

昨日は、所用があって都内まで出かける。何年かぶりに秋葉原をブラつき、西部劇DVDを3本購入しました。未見の『不死身の保安官』、“ワン・チャイ”シリーズのウォン・フェイフォン(ジェット・リー)がアメリカ西部で活躍する『ワンス・アポン・ア・タイ…

懐かしのドラマ復活

WOWOWで始まった『ネオ・ウルトラQ』の初回を観る。『ウルトラQ』は、1966年に放送された円谷プロが製作したテレビシリーズで、特撮と怪獣で人気番組となりましたが、社会の矛盾や未知への恐怖といったものがテーマとして描かれており、子どもだ…

色々と観るものがあって

『ボードウォーク・エンパイア欲望の街』のシーズン2が始まったので、さっそく観る。この作品は、マーティン・スコセッシが製作総指揮しており、アメリカでは現在第3シーズンが放送されている人気ドラマね。禁酒法時代のアタランティックシティを舞台に、…

ひどい歴史観

昨日は韓国時代劇『広開土太王』の最終回を観る。タムドク(イ・テゴン)が愛していたトヨン(オ・ジウン)が死んでからは、最終回まで合戦ばかりで哀切な話がなくなり、一緒に観ていたカミさんは、男どもの吠える顔には飽きたと言っていました。私はといえ…

未見だったビリー映画

西部劇DVDの『ビリー・ザ・キッド』(1930年/監督:キング・ヴィダー)を観る。ビリー・ザ・キッドの物語は何度も映画化されていますが、これはトーキーになって最初のビリー映画です。 リンカーン郡を牛耳る悪徳保安官ドノヴァン(ジェームズ・マー…

これまた両家抗争

西部劇DVDの『丘の一本松』(1936年/監督:ヘンリー・ハサウェイ)を観る。鉄道建設のために技師のジャック(フレッド・マクマレー)がケンタッキーの山中にやってきます。そこはトリヴァー家とファリン家が何代にもわたって対立している土地だった…

不毛な争い

録画していた西部劇『宿敵・因縁のハットフィールド&マッコイ』を観る。エミー賞で計5部門受賞し、全米ケーブル局史上最高視聴率を獲得した話題作です。実話を基に、ヒストリーチャンネルが製作したドラマですが実にリアルなんですよ。 ハットフィールド一…

習慣で

昨夜はNHK大河『八重の桜』の初回を観る。アメリカの南北戦争から始まり、そこで使われた銃が戊申戦争で使用された説明と、内戦からの国土復活という両国の共通事項によるプロローグは金をかけていますね。綾瀬はるかのスペンサー銃の扱いもグッド。それ…

老けた以蔵だが

録画していた『人斬り』(1969年・大映/監督:五社英雄)を観る。土佐の貧乏郷士・岡田以蔵(勝新太郎)が、土佐勤王党首・武市半平太(仲代達矢)に命じられるままに人斬りをし、名前をあげていくのですが、自我に目覚めた時、無用の長物として捨てら…

5本目、終了

ビデオに録画保存していたテレビ時代劇『剣』の29話と30話を観る。 第29話「慶安太平記異聞」(監督:山内鉄也、脚本:駒田博之・小国英雄)は、刀を騙し取られて自殺した浪人の息子のために仇をとってやる浪人の物語。刀の持ち人は、死んだ浪人・近藤…

シリーズ確立前だが

録画していた『昭和残侠伝・唐獅子牡丹』(1966年・東映/監督:佐伯清)を観る。 恋人(三島ゆり子)と所帯を持って堅気になろうとしている弟分(津川雅彦)のために、心ならずも左右田一家(水島道太郎)との一宿一飯の義理で榊組の親分(菅原謙二)を…

厚みがない

昨夜は、テレビ東京の新春時代劇『白虎隊』を観る。北大路欣也の演技で西郷頼母の人間的魅力は出ていましたが、ドラマ全体は焦点が絞れておらず薄っぺらい内容でした。歴史的事象を登場人物のセリフで説明するという安易な方法は、ジェームス三木の脚本にし…

予想通り混雑

昨夜は、正月時代劇『御鑓拝借〜酔いどれ小藤次留書〜』を観る。酔って使いの役目を失態し、処罰を受けるところを主君から救われた赤目小藤次(竹中直人)が、主君が受けた辱めの復讐のために、わざと酒で失敗したと見せかけて藩から放逐され、主君へ辱めを…