2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

社長が一番

西部劇DVDの『赤い砦』(1955年/監督:アンドレ・ド・トス)を観る。 オレゴンに移住する幌馬車隊がスー族の領地を無事通れるように交渉にきたジョニー・ホーク(カーク・ダグラス)は、レッド・クラウド酋長(エドワード・フランツ)の娘オナーティ…

B級スターから大統領に

西部劇DVDの『決闘の町』(1953年/監督:ネイザン・ジュラン)を観る。テレビ放映はあったものの劇場未公開の作品です。 トゥームストンの保安官フレーム・ジョンソン(ロナルド・レーガン)はジェニー(ドロシー・マローン)と結婚するために保安官…

監督力量の差

録画していた『キャリー』(1976年/監督:ブライアン・デ・パルマ)を観る。 リメイクがオリジナルのストーリーを、そのまんま使っているのがわかりました。そうなると、演出力の差が歴然としますね。冒頭のシャワー室でのヌードシーンはサービスとして…

どちらから観るか

録画していた『キャリー』(2013年/監督:キンバリー・ピアス)を観る。オリジナルとリメイクの両方とも未見の時、どちらを先に観るか悩みます。高評価のオリジナルなので、その印象に引きずられるのを避けるため、リメイクから観ました。 女子高生のキ…

意外と骨太

西部劇DVDの『デンボー牧場の争い』(1952年/監督:ヒューゴ・フレゴネーズ)を観る。日本未公開作品です。 マット・デンボー(マイナー・ワトソン)は3万頭の牛を所有するテキサスの大牧場主。ホームステッド法により隣接する政府の土地が払い下げ…

著者に惹かれて

日本人は歴史好きな国民。ハウツー物から専門書まで歴史関係の出版は世界一のような気がします。テレビでもBSで歴史関係の番組が色々あります。私はBSプレミアム『英雄たちの選択』が好きで、録画して必ず観ているのですが、この番組の司会をしているの…

大人になっても

本日の朝刊朝日の別刷beのbeランキングは、思い出の外国の児童文学。1位:「シャーロック・ホームズの冒険」、2位:「赤毛のアン」、3位:「ガリバー旅行記」、4位:「西遊記」、5位:「アンデルセン物語」、6位:「イソップ童話」、7位:「フラ…

ミステリー西部劇

西部劇DVDの『ロッキー山脈の戦い』(1935年/監督:チャールズ・バートン)を観る。戦前のランドルフ・スコットのB西部劇です。 鉱山技師のラリー(ランドルフ・スコット)は、要請のあったバラード鉱山を訪ねる途中で副保安官のテックス(チャール…

カナダ版大平原

西部劇DVDの『カナダ平原』(1949年/監督:エドウィン・L・マリン)を観る。カナディアン・パシフィック鉄道建設工事をめぐり、正義の主人公が工事反対者の妨害やインディアンの襲撃と戦う物語です。 カナディアン・パシフィック鉄道に雇われたトム…

トンデモ史実

オフィス五稜郭:編の『逆説!日本史ミステリー』(双葉社:2012年1月22日第1刷発行)を読了。 キリストは日本で死んだ(日本人のルーツはユダヤ人)、遮光器土偶は宇宙人、上杉謙信は女、徳川家康は替玉、といった周知のことを含む37の異説が紹介…

テーマは彷彿させるが

西部劇DVDの『サンフランシスコ』(1952年/監督:ロバート・パリッシュ)を観る。テレビ放映はあったものの劇場未公開の作品です。 休養で相棒のショーティ(リチャード・アードマン)とサンフランシスコへやって来たリック(ジョエル・マクリー)は…

弱体悪役で魅力なし

西部劇DVDの『銀の鞭』(1953年/監督:ハーモン・ジョーンズ)を観る。日本未公開作品です。 駅馬車護衛の(デール・ロバートソン)は、社長のボウエン(ジェームズ・ミリカン)を説得して、仕事に不満をもっている若い馭者ジェス(ロバート・ワグナ…

テレビ俳優と映画俳優

西部劇DVDの『ガトリングガン』(1971年/監督:ロバート・ゴードン)を観る。日本未公開作品です。 マルコム中尉(ガイ・ストックウェル)率いる騎兵隊が、ガトリングガンを奪って逃げたスニード隊員(ロバート・フラー)、ハーパー牧師(ジョン・キ…

テレビドラマも映画も基本は同じ

「一スジ、二ヌケ、三ドウサ」が映画作りの三原則と日本映画の父・牧野省三が言った。一スジは脚本、ニスジは映像、三ドウサは演技ね。でもって、それらを束ねる監督の力量が映画の良し悪しを左右します。ところがテレビドラマでは監督(演出家)の存在は低…

スパイ映画は好きなので

録画していた『顔のないスパイ』(2011年/監督:マイケル・ブラント)を観る。 ロシアと密接な関係をもつ上院議員が何者かに殺され、その手口から死んだと思われていたロシアの伝説的殺し屋スパイ・カシアスの名が挙がります。CIA長官(マーティン・…

お遊び映画

録画していた『キャプテン・スーパーマーケット』(1992年/監督:サム・ライミ)を観る。『死霊のはらわたⅡ』の続編です。 「死者の書」の邪悪な力によって中世にタイムスリップさせられたアッシュ(ブルース・キャンベル)は、アーサー王(マーカス・…

題材不足で

韓国時代劇『チャン・オクチョン』(BSジャパン)が終わり、『ホジュン』(テレビ東京)が始まっている。 『チャン・オクチョン』に出てくるチャン禧嬪(キム・テヒ)は、終始良い人ね。粛宗(ユ・アイン)も一途にチャン禧嬪を愛し続けています。息子ユン…

単発では終わらずに

録画していたTV時代劇『闇の狩人(前・後編)』(監督:石原興、脚本:金子成人)を観る。 盗賊・雲塚の弥平治(中村梅雀)と女房のおしま(風吹ジュン)が信州の湯治場で記憶を失った侍(福士誠治)を救います。親交を深めた侍に谷川弥太郎という名をつけ…

隆盛は無理でも

春日太一:著の『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮新書:2014年9月20日発行)を読了。表紙帯の裏面に、時代劇がダメになった本当の理由として7つ挙げています。“「高齢者向けで古臭い」という固定観念”“『水戸黄門』という特異なシステム”“「自然体」…

全エピソード制覇

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#49「Witness to a Lynching」と#50「Only Three to a Bed」を観る。 「Witness to a Lynching」は、ロム(ジョン・ラッセル)から頼まれてリンチを目撃した…

50年目ということで

東京五輪の開幕50周年ということで、昨日から特集番組が放送されている。昨日は、BSプレミアムの『今日は1日東京デー』をチラチラ見ていたのですが、確かに東京オリンピックを境にして日本は様変わりしましたね。何より清潔になりました。日本人のキレ…

マカロニ帰国組

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#45「The Ten Days That Shook Kid Curry」と#46「The Day the Amnesty Came Through」を観る。 「The Ten Days That Shook Kid …

背景はジョンソン郡戦争

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#43「Bushwack!」と#44「What Happened at the XST?」を観る。 「Bushwack!」は、小牧場主のために牛運びを手伝うヘイズ(ロジャー・デイビス)とカーリー(ベン・マーフ…

A級の風格

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#41「The McCreedy Feud」と#42「The Clementine Ingredient」を観る。 「The McCreedy Feud」は、マクレディ(バール・アイブス)にアルメンダリス(シー…

二人組再び

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#39「The Long Chase」と#40「High Lonesome Country」を観る。DVDには邦題のサブタイトルがついていましたが、シーズン3は日本で放送されなかったので原題表示します。 「T…

映画となると

録画していた『劇場版タイムスクープハンター/安土城最後の1日』(2013年・ギャガ/監督:中尾浩之)を観る。 タイムワープ技術を用いて様々な時代を取材する時空ジャーナリストの沢嶋(要潤)は、本能寺の変から11日後の京都にやってきて、織田家の…

ゴロ寝レジャー

年に1〜2回は旅行をしている。テレビも、旅と料理を一体化したような番組の多いこと。特に温泉番組は紹介された旅館も宣伝になるので、安い製作費で作れることもあって花ざかりね。温泉につかって、美味しいものを食べて、美しい景色を眺めましょうってね…

10月は番組改変

4月と10月は、テレビ番組が大きく改変される月だがドラマの少なきことよ。ドラマは金がかかるし、リスクも大きいということでバラエティの手直しばかりが目立ちます。それも如何でもいいような情報バラエティね。我が家では、朝起きてから夜寝るまでテレ…

ハリウッドへ行けば商業主義

録画していた『エリジウム』(2013年/監督:ニール・ブロムカンプ)を観る。 工場の事故で放射線を浴びて余命5日となったマット・デイモンが、どんな病気でも治癒する医療マシンのあるスペースコロニー“エリジウム”へ潜入しようとするSFアクションで…

都市伝説ホラー

録画していた『蛾人間モスマン』(2010年/監督:シェルドン・ウィルソン)を観る。 大学卒業記念で湖を訪れた男女8人が悪ふざけで仲間の一人を溺れ死にさせます。新聞記者になったキャサリン(ジュエル・ステイト)はモスマン祭りの取材で10年振りに…