2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

西部劇の次は時代劇

録画していた『多十郎殉愛記』(2019年/監督:中島貞夫)を観る。守るべき者のために剣をとる男を描いた時代劇です。 腹違いの弟に家督を譲って脱藩した多十郎(高良健吾)は、京の貧乏長屋で小料理屋の女将おとよ(多部未華子)に世話をやかれながら無為な…

最後に

『リベンジ・ガンショット非情の追跡者』(2016年/ティモシー・ウッドワード・Jr)を観る。家出した娘を悪党から救い出す凄腕親父を描いたアクション西部劇です。 元ガンマンのクレイ(マイケル・パレ)は、農夫として家族と幸せな日々をすごしていましたが…

続いて

『ビリー・ザ・キッド幻のガンマン』(2017年/監督:クリストファー・フォーブス)を観る。ビリー・ザ・キッドと、それを追う賞金稼ぎたちとの戦いを描いたアクション西部劇です。 スミス・ウォーレン団という賞金稼ぎの組織に追われて、ビリー・ザ・キッド…

最近の西部劇から

友人に送ってもらった『この茫漠たる荒野で』(2020年/監督:ポール・グリーングラス)を観る。南北戦争後のテキサスを舞台に、孤独な退役軍人と、孤児の少女が旅をするロードムービー西部劇です。 南軍の第3歩兵連隊の大尉だったJ・K・キッド(トム・ハ…

大河の参考に

時代考証学会・大石学:編の『時代劇制作現場と時代考証』(岩田書店:2013年10月31日第1刷発行)を読了。時代考証学会第4回シンポジウムの記録集でNHK大河ドラマを中心に編集されています。 時代考証は時代とともに変わってきており、時代劇映画全盛時…

最後に

録画していた『男はつらいよ 相合い傘』(1975年/監督:山田洋次)を観る。浅丘ルリ子のリリーが登場する作品は、『お帰り寅さん』を含めて5作品あるのですが、これはシリーズ15作目で、リリーが登場する2作目。 青森で知りあった中年男の兵藤(船越英…

本日も

録画していたシリーズ35作目の『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』(1985年/監督:山田洋次)を観る。 ポンシュウ(関敬六)と五島にやってきた寅さん(渥美清)は、老婆(初井言栄)を助けて、一夜の宿の世話になりますが、老婆が急逝。葬儀で老婆の孫・若菜(…

続いて

録画していたシリーズ39作目の『男はつらいよ 寅次郎物語』(1987年/監督:山田洋次)を観る。 寅さん(渥美清)のテキヤ仲間が死に、寅さんが名付け親になった息子の秀吉少年(伊藤祐一郎)が施設を抜け出して“とらや”へやって来ます。寅さんは秀吉少年を…

未見の中から

録画していた『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』(1989年/監督:山田洋次)を観る。初の海外ロケしたシリーズ41作目です。 心身衰弱して自殺しようとしたサラリーマンの坂口(柄本明)を救った寅さん(渥美清)は、坂口に慕われます。一緒にウイーンへ旅行に…

今週は寅さん

録画していた『男はつらいよ お帰り寅さん』(2019年/監督:山田洋次)を観る。シリーズ誕生50周年を記念して作られた作品。 寅さん、おいちゃん、おばちゃん、タコ社長は亡くなっており、さくら(倍賞千恵子)と博(前田吟)は“とらや”のあった葛飾柴又の…

再び海外ドラマから

録画していた『ハワイ5-O』のシーズン10を観了。10年続いた人気シリーズもファイナルとなりました。『ハワイ5-O』は、ハワイを舞台に特捜チーム5-Oが活躍する犯罪アクション。1話完結のエピソードと並行して登場人物のサイド・ストーリーが展開し…

本家ブロンソン

録画保存したままだった『夜の訪問者』(1970年/監督:テレンス・ヤング)を観る。フランスの港町を舞台に暗い過去を持つ男が、家族を守って悪党と戦うサスペンスアクションです。 貸し船屋のマーティン(チャールズ・ブロンソン)は人命救助などをして町の…

ブロンソンもどき

録画していた『野獣処刑人ザ・ブロンソン』(2018年/監督:レネ・ペレス)を観る。チャールズ・ブロンソンのそっくりさんが、“デス・ウィッシュ”もどきで悪党退治をする珍作アクションです。 人身売買や麻薬密売が横行している町に謎の男K(ロバート・ブロ…

海外ドラマから

録画していた『ブラインドスポット5』の初回と第2話を観る。何度も打切り情報が流れながら継続されてきましたが、いよいよファイナルシーズンです。 無人機攻撃によって隠れ家が爆破され、外にいたジェーン(ジェイミー・アレクサンダー)だけが助かります…

続いて

録画していた『明治開化 新十郎探偵帖(全8回)』を観了。原作は坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帖』で、文明開化に色めきたつ明治初期、洋行帰りの結城新十郎(福士蒼汰)が警視庁の特命探偵となって難事件を解決する1話完結のミステリー時代劇です。サブ…

時代劇から

NHK大河の『麒麟がくる』の最終回を観る。光秀反乱の理由をどうするのかと思っていたら、信長が光秀に船で鞆の浦に上陸して足利義昭の殺害を命じるんですな。こりゃまた驚きの新説。濱田岳が黒田官兵衛役で出演していましたが、どうでもいいような役で何…

移動や待ち時間で

渡部昇一:著の『日本史』(扶桑社文庫:2014年8月10日第1刷発行)を読了。「王朝の断絶がない日本では神話の伝承は歴史研究から切り離せない」「日本の国体は断絶したことはないが大きな変化は5回ある」という日本史観で展開する通史です。つまり、皇室…