代わる役者がいない

nostalji2011-04-16

昨夜は、『鬼平犯科帳スペシャル:一寸の虫』を観る。中村吉右衛門鬼平になったのが1989年7月で、今年は22年目になるんですね。レギュラーのベテラン俳優たちの演技は安心して観ていられますが、老齢化は辛いものがあります。彼らの年齢にあわせたわけではないのでしょうが、老盗役は大ベテランの三国連太郎でした。とても盗賊仕事ができそうにない御齢で、アクションシーンはなしね。レギュラー陣にもアクションシーンはなく、アクションするのは若手ゲストの寺脇康文原田龍二です。若返りしてもいいと思うのですが、誰が演るかとなると、鬼平を初めとして密偵たちにも、代わる役者が思い浮かびません。
画像は、20年前の密偵たち。相模の彦十(江戸屋猫八)が亡くなって何年経つだろう。
ところで、本日の朝刊別刷りbeの“もう一度見たい!テレビ時代劇”で、『鬼平犯科帳中村吉右衛門版)』は8位でした。スペシャルでなくシリーズに思い入れがあるのでしょうね。
私のベストテンは、ペリー荻野流にA面(万人向け)とB面(マニア向け)に分けると、A面は、『隠密剣士』『三匹の侍』『新選組血風録栗塚旭版)』『旅鴉くれないお仙』『子連れ狼』『荒野の素浪人』『必殺仕置人』『素浪人月影兵庫』『桃太郎侍』『大江戸捜査網』の10本。B面は、『戦国の剣豪』『剣』『柳生武芸帳』『無用ノ介』『戦国ロックはぐれ牙』『おしどり右京捕物車』『賞金稼ぎ』『浮浪雲』『無法街の素浪人』『必殺からくり人』の10本で〜す。