面白くなるはずが……

nostalji2011-10-09

やっと秋らしくなり、夏の間、中断していたウォーキングを再開する。デジカメを持って、1時間あまり歩いたのですが、コスモスが咲いていました。コスモス畑は、まだ満開ではありませんが、それでも秋の風景ということで1枚ね。
録画していた『華麗なる相続人』(1979年/監督:テレンス・ヤング)を観る。世界的大製薬会社のオーナーが山で死亡し、娘のオードーリー・ヘップバーンが会社を相続します。オーナー一族には、ジェームズ・メイスン、ロミー・シュナイダーと愛人のモーリス・ロネイレーネ・パパスと夫のオマー・シャリフがいて、彼らは金に困っていて株式公開をオードーリーに迫るんですな。父の死が事故でなく、殺人だったことがゲルト・フレーベの警部から知らされ、オードーリーも何者かに命を狙われます。父の腹心だったベン・ギャザラを愛したオードーリーは彼と結婚しますが……
原作がシドニー・シェルダンで、これだけの役者を揃え、エンニオ・モリコーネの音楽に、テレンス・ヤングが演出とくれば、スリル満点のサスペンス映画になって当り前のはずが、全然ハラハラしません。ポルノ殺人との関連も今イチ不明瞭だし、クライマックスも盛り上がりに欠けます。“名馬も老ゆれば駄馬”という見本のような映画で〜す。