映画版『若い季節』

nostalji2005-01-30

昨夜、息子が海外の土産でもらってきたヘネシーのVSOPを、サッカーの「日本VSカザフスタン」戦を見ながら二人でボトルを空けたら、今日は二日酔い。私も酒に弱くなったものです。学生時代は“サントリー・レッド”のダブルサイズを一晩で空けても平気だったんですがね。
録画していた『若い季節』(1962年・東宝/監督:古沢憲吾)を観る。NHKの人気ドラマの映画化。テレビでお馴染みの面々が出演していますが、平田昭彦佐原健二、団令子、浜美枝、中真知子、藤山陽子、若林映子といった東宝スターも名を連ねています。でもって、彼らがジャマな存在になっています。テレビだと坂本九植木等ジェリー藤尾が前面に出て音楽シーンを盛上げるのですが、映画だと短くて中途半端。スターを多く出せばいいってもんじゃありませんよ。これでは映画館から客が離れていったのはムリないです。テレビの方が面白いんだもの。社長の姓が棚尾というのは、淡路恵子がビンボー・ダナオと結婚していたからなんですね。それにしても、主題歌をザ・ピーナッツが歌っていないのは何故だァ。
画像は「若い季節」のレコード・ジャケット。