だめだこりゃ

nostalji2005-09-08

台風一過、夏が戻ってきた。暑い時は労働意欲がなくなりますね。なんてことを言って、怠け心の言い訳にしているだけなのですが。
いかりや長介:著の『だめだこりゃ』(新潮文庫:2003年8月5日第3刷発行)を読了。いかりや長介さんが亡くなって、もう1年以上経つんですね。私はドリフターズ世代(『8時だよ!全員集合』を夢中で観た世代)でないので、初めて知ったことが色々ありました。いかりやは、碇矢で、本名だったんですね。荒井注が長さんより年上で、ピアノが弾けなかったこともね。“ピアノの弾けないピアニスト”はギャグとして使っているのであって、本当は名人じゃないかと思っていたんですよ。それにしても、長さんの観察眼の素晴しさには驚かされます。笑いの坪の客観的分析がドリフの面白さだったんですね。長さんの存在がなければドリフの笑いは完成しなかったことを、この本を読んで確信しました。
リンリンの診査結果はどこにも異常なし。私より健康ではありませんか。私は心臓も肝臓も悪いというのに……