豪傑・岩見重太郎

nostalji2005-09-18

最近では殆ど聞くことがなくなった講談ヒーローに岩見重太郎がいます。岩見重太郎の狒々退治といえば、団塊の世代以上であれば一度は耳にしたことがあるでしょう。毎年、若い女性の生贄を求める狒々を、武者修行中の重太郎が娘に代わって長持に入り、蓋を開けた狒々を一刀両断。画像は講談本の挿絵。
でもって、『岩見重太郎・決戦天の橋立』(1954年・東宝/監督:渡辺邦男)を観ました。岩見重太郎(嵐寛寿郎)、塙団右衛門月形龍之介)、後藤又兵衛大河内伝次郎)と豪傑が揃い踏み。内容的には講談ネタのお子様時代劇なのですが、大人も楽しめるようになっています。場面転換ごとに宝塚歌劇団による女旅芸人の歌が流れるのは、娯楽映画としてのサービスのつもりなんでしょう。今日的視点で見ると、「なんじゃ、こりゃあ」ですけどね。鉄棒をブンブン振りまわす月形龍之介の立回りはウーンですが、アラカンのチャンバラは悪くないですよ。能天気なお気楽映画でした。
国勢調査の資材が届くが、数量が不足していた。調査件数を平均50世帯で一律に梱包しているので、こんなことになるのでしょうね。私の受持ちは、66世帯だよォ。