今日も旋風児

nostalji2006-08-12

昨夜、地上波で『妖怪大戦争』(2005年/監督:三池崇史)を観る。脚本が悪すぎます。物語の体を成していないんですから。出演者は妖怪に扮して楽しいかも知れませんが、観ている方は全然面白くない。説明不足も多いし、はっきり言って“独りよがり”ですね。近藤正臣とカッパなら、“金鳥”のCFの方が面白いぞォ。
録画していた『銀座無頼帖・帰ってきた旋風児』(1962年・日活/監督:野口博志)を観る。この作品から旋風児の助手は浅丘ルリ子の明子から松原智恵子の京子に変更になります。政は藤村有弘で、中村捜査課長は芦田伸介に代わっています。旋風児が意味不明な変装を色々見せるのは、“七つの顔の男”ですね。もったいぶって謎解きをしなくても、黒幕の正体はすぐに判りますよォ。