「李香蘭」に生きて

nostalji2006-08-14

図書館で借りてきた山口淑子:著の『「李香蘭」を生きて』(日本経済新聞社:2004年12月17日初版発行)を読了。日経新聞の“私の履歴書”に連載されていたものを単行本化したもので、題名にある通り、1933年の李香蘭としての歌手デビューから58年の女優引退までを中心にした自伝です。日本人でありながら中国人スターとしてスポットライトを浴びたことで、華やかな世界にいても客観的に自分を見つめることができたようですね。単なる思い出話でなく、当時の日中関係の様子を踏まえた芸能史にもなっています。本文では語られていませんが、彼女のジャーナリスト的資質が、女優としての復帰でなく、ワイドショーの司会から政治家への道を歩ませたような気がしま〜す。
日本ゲートボール連合によると、1990年頃まで最高600万人いた競技人口が、現在では200万人にまで減ったそうだ。老人向けの新しいスポーツとしてグランドゴルフ(150万人)やパークゴルフ(70万人)へ分散したこともあるのでしょうが、老人は頑固なのでチーム・スポーツは向かないのですよ。団塊の世代が定年を迎えても、ゲートボールをするとは思えず、競技人口が増えることはないでしょうね。
HP:放出美級迷画座の「ファンタジー映画」に『妖怪大戦争』を追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/zanmai05/fzatu02.htm