ビリー・ザ・キッドは左きき?

nostalji2007-02-07

ビデオで『左ききの拳銃』(1958年/監督:アーサー・ペン)を観る。アーサー・ペンが史実をもとに、ビリー・ザ・キッドの生涯を描いた作品です。残っている写真から、ビリーを左ききにしたことでも、そのこだわりがわかります。ただ、あの写真については裏焼きしたものという説が現在では定説になっていますけどね。“ビリー・ザ・キッド映画”は、この作品以前にも数多く作られていますが、その殆ど(ボブ・スティールやバスター・クラブが主演したシリーズ物)が、ビリーが悪人に狙われている未亡人の牧場を救うといったようなダイムノベルをもとにした荒唐無稽なB級西部劇でした。実伝に近いとされる『テキサスから来た男』にしてもオーディ・マーフィのビリーが評判よいだけで、資料を見るかぎりでは史実とはかなり違う感じです。それに比べると、リンカン郡の戦争が描けなかった欠点はあるものの、当時としては最も史実に近い作品といえるでしょうね。ドラマ部分も、恩人を殺されたビリーの心情や、ビリーとパットの友情と破綻が巧く描かれています。だけど、ポール・ニューマンのビリーの演技は創りすぎている感じで今イチで〜す。画像は、ポール・ニューマンビリー・ザ・キッド
西部劇の主題歌を数多く歌っているフランキー・レインが亡くなりましたね。享年93歳。ビリー・ザ・キッド関連では、ニック・アダムズのビリーが少しだけ登場した『荒野の貴婦人』の主題歌を歌っています。
三国志Ⅹ』は、本日もひたすら領土拡大。寿春→下邳→建業→廬江と攻略しました。