長谷川一夫が主演だと……

nostalji2007-02-26

録画していた『花の渡り鳥』(1956年・大映/監督:田坂勝彦)を観る。原作は川口松太郎の戯曲で、「島帰りの男が女房を捜しに故郷に戻ってみると、女房は堅気となった弟分と所帯を持って幸せに暮らしている。弟分は女房に邪恋を抱く金貸しヤクザに苦しめられており、男は二人のために金貸しヤクザを斬って旅に出る」というプロットは、『雪の夜の決闘』(1953年・大映/監督:衣笠貞之助)と同じです。弟分で市川雷蔵が出演していたり、長谷川一夫に惚れる女スリの木暮実千代の子分で勝新太郎が出演していたりと、キャストは豪華ですが、中身は『雪の夜の決闘』と比べると格段に落ちますね。長谷川一夫は物分りのよい二枚目で、見ていて白々してきます、哀愁感のない股旅映画なんて……駄作!
三国志Ⅹ』は、新野と宛を攻略して張繍を滅ぼす。本拠地を宛に移し、長沙太守の魯智深を襄陽太守に変更し、公孫勝を長沙太守に任命しました。他の君主の動向は、王朗が厳白虎を滅ぼし、董卓劉備成都を攻略しました。董卓劉備の抗争は董卓勝利に終りそうですね。