内容は単純化

nostalji2007-04-27

先日購入した『提督の決断Ⅳ』を1日中プレイ。最初の『提督の決断』(SF版)と比べると、海戦映像は優れているものの、ゲーム性は後退した感じがします。『提督の決断』では、1日単位だったのが『提督の決断Ⅳ』では1週間単位になり、艦隊補給や新兵器の装備も自動的に行なわれます。艦隊に燃料補給する場合、補給量や補給基地、基地に配備する輸送船など細かな対応が必要だったですよ。それ以外にも色々な点で単純化されていて、簡単にゲームを進めることができます。世界の50海域のうち14の重要拠点海域を支配すれば勝利となるわけで、「日米開戦」(キャンペーン2)を始めて、英領南シナ海(重要拠点)→米領レイテ→英領セレベス→英領マラッカ(重要拠点)→英領ジャワと支配しました。戦術フェイズで勝利する方法がわかってきたので、ゲームの面白味がなくなってきました。後の楽しみは、大和以上の超弩級戦艦を建造して、バッタバッタと敵艦を撃沈することですかね。
画像は、少年戦記ブームの頃(1963年頃)の少年マガジンの表紙。団塊の世代というのは、学生運動をしていても、宴会となると皆で軍歌を歌ったものです。反戦思想を持っていても、無自覚に反動的な側面を持っているのが団塊の世代の特徴じゃないですかね。現在の日本の国力なら最新鋭の兵器を揃えた強力な軍事力を持つことができると、心の奥底では思っていますからねェ。