イタリア製ベル・スター

nostalji2007-10-25

ベル・スター関連で、輸入DVDの『Belle Starr Story』(1968年/監督:ネイサン・ウィッチ)を観る。エルザ・マルティネリ主演のマカロニウエスタンです。イタリア原題は『ポーカーの代償は私』で、ポーカーで負けたベル・スター(エルザ・マルティネリ)が、ベッドをともにした無法者(ジョージ・イーストマン)に自分が無法者になった経緯を語るんですな。だけど、ベル・スターの名前を借りただけの全くのフィクションで、史実とは関係ない“ベル・スター物語”になっています。ベルに惚れる無法者の名がコール・ハーベイ(ロバート・ウッズ)というのは、コール・ヤンガーを意識したのかもしれませんが、ハリウッド西部劇と違い、エロと残酷で見せるマカロニらしいベル・スターになっていました。
画像は、エルザ・マルティネリ。カーク・ダグラスに見出され、西部劇『赤い砦』で映画デビューしたんですよねェ。作品的には、一見ボーイッシュながらも都会的に洗練された女性美を見せた『ハタリ!』が印象に残っていま〜す。