ソノシートでなくハイシート

nostalji2008-02-10

画像は、『ウエスタン名曲デラックス14』(ケイブンシャ)の中のスティーブ・マックィーンのグラビア。収録されている曲は、「OK牧場の決闘」、「誇り高き男」、「真昼の決闘」、「帰らざる河」、「ジャニー・ギター」、「駅馬車」、「アラモ(遥かなるアラモ)」、「砦の29人」、「大いなる西部」、「シェーン」、「荒野の用心棒(さすらいの口笛)」、「続荒野の用心棒」、「荒野の1ドル銀貨」、「夕陽のガンマン」で、マカロニ曲でわかるように後期のソノシートです。初期のペラペラなものと違って、赤盤並みの厚さがあり、両面で聴くことができます。超厚盤ハイシートと名づけられています。コラムは日野康一の「西部劇ブーム、その裏にあるものは!」で、最後のブームとなった1967年〜69年のマカロニウエスタンの魅力に触れています。一言でいえば、“健全娯楽を第一とする本場ものが、倫理規定にひっかかってできないことを、やってのけた”ことにあるわけですな。それに加えて主題歌の魅力もね。