50年前の今日:バレンタイン用チョコレート登場。

ヨーロッパのバレンタイデー(女性から男性に愛を打ちあける日)に目をつけたチョコレート・メーカー(メリー・チョコレート・カンパニー)が、百貨店の伊勢丹と組んで大々的に宣伝。しかし、売れたチョコレートは3箱だけで、バレンタイン・カードを含めても売上高は170円だったそうな。しかし、継続していくことにより徐々に浸透していき、マスコミも乗っかってメーカーと小売の一大イベントにしたことから、1970年代には義理チョコまで登場し、季節の定番になりましたね。これも、簡単に乗っかりやすい日本人の体質かなァ。
チョコレートといえば、この年に発売されたのがグリコ・アーモンドチョコレート。板チョコが主流だった菓子業界に衝撃を与え、“カリッとおいしい!”を合言葉に瞬く間に人気商品となっていきました。価格は大が50円で、小が30円。1日の小遣い10円の時代ですから、子供には高嶺の花でしたけどね。