50年前の今日:NHK、『事件記者』を放映開始

『事件記者』は、1966年まで8年間にわたって放送された超人気ドラマ。警視庁記者クラブ詰めの新聞記者の活躍を描いた集団ドラマでした。“カメラに全員の顔が映るような配置に座る”とか“特定個人にセリフが集中するのでなく、全員でセリフを交わしてスピード感や一体感を出す”といった集団ドラマの基本的スタイルが『事件記者』によって確立されたといってよいでしょう。
時間的制約のある生番組だった為、レギュラー陣は時間のとれる殆ど無名の役者ばかりでしたが、番組が進むにつれて人気スターが生まれてきました。それに伴って、レギュラーメンバーが増えていきましたね。人気の出てきた役者の出演が減る部分を新メンバーで補うことにより、途中降板する役者がいなかったことは特筆できます。