国際組織のヤクザ

nostalji2008-10-01

録画していた『ローグアサシン』(2007年/監督:フィリップ・G・アトウェル)を観る。アメリカにおける中国マフィア(ジョン・ローン)と日本ヤクザ(石橋凌)の抗争を背景に、友人を殺されたFBI捜査官(ジェイソン・ステイサム)が悪名高き殺し屋ローグ(ジェット・リー)を追うアクション映画です。ジェット・リーが冷酷無比な悪役ぶりを見せるのかと思ったのですが、ラストは意外なドンデン返し。物語としては面白いのですが、ドンパチばかりでジェット・リーの肉体を使ったアクションが少なかったのが不満です。人を殺す毎に腕に刺青をしていくヤクザの習慣など、変なニッポンが出てくるのは愛敬ですな。アメリカの観客レベルに合わせているのでしょう。ヤクザが経営する料亭に“下手の横好き”の垂れ幕がかかっていたのには笑ってしまいましたよ。製作者はよくわかっている。(笑)
画像はデヴォン青木石橋凌の娘役で出演していたのですが、ホッペのふくれたお多福顔は日本的で〜す。