本当は美麗なのに

nostalji2008-11-05

録画していた『源氏九郎颯爽記・濡れ髪二刀流』(1957年・東映/監督:加藤泰)を観る。刀に隠された義経の秘宝をめぐって、勤皇・佐幕、浪人・公家・町人、善玉・悪玉が入り乱れて展開する柴田錬三郎原作の娯楽時代劇ね。錦之助映画初のシネスコ作品です。但し、カラーでなくモノクロね。錦之助の二刀流が実にカッコ良いんだな。『宮本武蔵』における錦之助の二刀流の立廻りの原点がこの映画にあることがわかりましたよ。それにしても、白装束姿の錦之助はキレイなんですけど、女優陣がキレイに撮れていません。田代百合子がブスに見えました。タシンスキー・レンズを使ったために画面の仕上がりがよくなかったと加藤泰監督は何かで語っていましたが、レンズのせいだけかなァ……
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