怪談じゃなかった

nostalji2009-01-29

区役所保健センターの保険指導員から出席を要請された自分にあった食生活を見つけるメタボ予防教室に行く。メタボ予防講演に続き、調理実習まであり、参加者15人のうち男は私を含めて2人だけ。事前確認した時は、男の参加は5人あると聞いていたんですけどね。3人はドタキャンしたらしい。カロリーを考えた調理は580Kcalで、油を使わず、薄味。味は悪くなかったです。私の1日に必要なエネルギー量は約2000Kcalだから、適量なのでしょうが、やっぱり少なめね。日頃の食事の量をもう少し減らす必要がありま〜す。
帰宅して、録画していた『番町皿屋敷・お菊と播磨』(1954年・大映/監督:伊藤大輔)を観る。殿様の大事な皿を割って手討ちとなった下女が幽霊となって、「いちま〜い、にま〜い……」と皿を数える怪談でなく、お菊(津島恵子)と青山播磨(長谷川一夫)のメロドラマになっていました。意にそわぬ縁談に悩む播磨の心を試すために、播磨と愛し合っているお菊が家宝の皿を割るんですな。心を試されたことに怒った播磨がお菊を手討ちにして、自分も死ぬという恋愛悲劇です。伊藤大輔の格調高い演出により、どうにか見られる作品になっていましたね。画像は、長谷川一夫津島恵子