最近の西部劇

nostalji2009-03-21

西部劇好きが集まって社会教育会館で西部劇研究会。最近の西部劇事情をお喋りした後、昨年秋にアメリカで公開されたエド・ハリスが監督・主演した『アパルーサの決闘』を上映しました。日本での劇場公開は期待できないものでね。
保安官として雇われたガンマン(エド・ハリス)と相棒(ヴィゴ・モーテンセン)が、アパルーサの町を牛耳る牧場主(ジェレミー・アイアンズ)と対決する西部劇です。牧場主が雇ったガンマンたちとの銃撃やインディアンの襲撃、そして1対1の決闘など本格的西部劇といえます。久々の新作西部劇なんですが、不満も少々。
ロバート・B・パーカーの原作小説を読んでいたので、エド・ハリスが恋するレニー・ゼルウィガーの未亡人(美人じゃないとダメ)など原作とイメージが違う部分がありました。それと、銃声がショボくて気に入りません。現代物のガン・アクションと違って一発で相手を倒す西部劇は、銃声に迫力がないとね。拳銃音とショットガンの銃声が同じというのもね。キャスティングも含めて、全体的に原色不足の渋い西部劇になっていま〜す。