お俊が交代

nostalji2009-04-15

録画していた『伝七捕物帖・女郎蜘蛛』(1955年・松竹/監督:福田清一)を観る。これまでの月丘夢路に代わって草笛光子が恋女房のお俊になりました。単に役者が代わったというのでなく、名前は同じでも違うお俊ね。恋女房のお俊を亡くした黒門町の伝七(高田幸吉)が、子分の獅子っ鼻の竹(伴淳三郎)と気晴らしのために伊豆にやってくるんですな。そこで、火薬庫の爆発事故や火薬職人の殺害事件と出くわし、火薬庫の番人の娘・お俊(草笛光子)と恋をし、ラストでめでたく結ばれるわけです。
画像は、『伝七捕物帖・女郎蜘蛛』の木暮実千代。犯罪の影に美女ありで、『人肌千両』では長谷川裕見子が、『刺青女難』では嵯峨三智子が下手人に絡む女として登場していましたが、この作品では木暮実千代ね。怪しい女は美女でないと、いけないのだ。