史実よりフィクション

nostalji2010-01-18

昨日は、西部劇仲間との新年会、土産に貰った私製DVD『OKコラルの決闘シーン』を観る。映像となった8本(『フロンティア・マーシャル』『荒野の決闘』『OK牧場の決斗』『墓石と決闘』『ドク・ホリデイ』『トゥームストーン』『ワイアット・アープ』『保安官ワイアット・アープ(TV)』)の“OKコラルの決闘”シーンを収録したものね。新しい作品ほど、実録に近いものになっていますが、映像的には『荒野の決闘』や『OK牧場の決斗』の方が優れていますね。『荒野の決闘』は詩情あふれていますし、『OK牧場の決斗』はアングルに工夫をこらして構図の撮り方が実に上手いです。
画像は、『荒野の決闘』における“OKコラルの決闘”の1シーン。労咳病みのドク・ホリデイが、咳き込んだところを射たれ、柵に引っかかったハンカチがヒラヒラするところはポエムですよ。史実では、ドクは“OKコラル”で死にませんが、肺病ガンマンが血を喀きながら決闘で死んでいくのはロマンがありますねェ。
1970年代後半の名投手・小林繁さん(57歳)が亡くなる。急死だったので驚きました。通算成績は139勝95敗17セーブと際立ったものではありませんが、江川とのトレードで阪神に行った1979年の活躍は強く印象に残っています。記録よりも記憶に残る大投手でしたね。