すこしはマシだけど

nostalji2010-05-09

録画していた『伝七捕物帖・銀蛇呪文』(1957年・松竹/監督:福田清一)を観る。復讐に絡んだ殺人事件を黒門町の伝七(高田浩吉)が解決する物語です。顔なし幽霊の笛に操られる猛毒銀蛇と、怪奇趣味に彩られた内容になっています。といっても、簡単に解るミステリーなんですけどね。同心(小笠原省吾)と花魁(嵯峨三智子)が愛しあうようになった経緯が説明不足なんですが、当時の平均的な捕物帖映画といえるでしょう。画像は、伝七の高田浩吉
それにしても、捕物帖なら昨夜観たNHK土曜時代劇『まっつぐ〜鎌倉河岸捕物控』の方がはるかに面白いです。若手俳優の大根演技を差し引いてもね。