平凡な実写化

nostalji2010-05-20

録画していた『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009年/監督:ジェームズ・ウォン)を観る。原作は鳥山明のマンガ『ドラゴンボール』ね。画風とストーリーがマッチした独特の味が面白さなんですが、実写化での表現は無理でしたね。平凡なファンタジーアクションにすぎません。強大なパワーを持つピッコロ大魔王が復活し、世界破滅の危機が訪れるんですな。くい止めるには、全部集めれば願いがかなうというドラゴンボールの力しかありません。ドラゴンボールは7つあって、その一つを孫悟空ジャスティン・チャットウィン)が持っています。ピッコロ大魔王に殺された祖父の遺言で悟空はドラゴンボール探しと武術師匠の亀仙人チョウ・ユンファ)を捜す旅に出るという、何度もお目にかかったような物語展開で、独創的な演出があるわけでもなく、型にはまった作品で〜す。
画像は、亀仙人チョウ・ユンファ。マンガの亀仙人はオッパイの谷間に顔をうめてプルプルするのが好きというスケベー爺さんで、チョウ・ユンファもメイクを凝らしてオトボケ老人にして欲しかったですね。