映画もカントリー調

nostalji2010-06-13

昨日観た『クレイジー・ハート』(2009年/監督:スコット・クーパー)の感想。カントリー音楽が好きなせいもあって、私はこの作品に大いに満足しました。かつては大スターだったが、今じゃ落ちぶれてドサ回りをしている初老のカントリー歌手(ジェフ・ブリッジス)が、子持ちの女性記者(マギー・ギレンホール)に恋をして、人生を前向きに生きようとする物語で、一般受けするスターが出演しているわけでもなく、派手なアクションやSFXばかりがウリとなっている米映画にしては珍しく日本公開された作品です。ジェフ・ブリッジスがアカデミー主演男優賞を獲ったことでメディア受けしたかな。
ぼろワゴン車に乗ってやって来た西部の小さな町のボーリング場で往年のヒット曲を歌うところから、なかなか良いムードが漂っていて古き良きアメリカ映画を感じさせます。アル中を回復し、後輩の人気歌手(コリン・ファレル)のために新曲を提供し、別れた彼女と再会するラストまで、歌の魅力がたっぷりですね。ジェフ・ブリッジスは自然な演技だけでなく、歌も聴かせてくれますよ。コリン・ファレルの歌も上々です。共演者ではロバート・デュバルが特にいい味を出していました。画像は、ジェフ・ブリッジスマギー・ギレンホール
惑星探査機「はやぶさ」が、小惑星イトカワ」で採集した砂の入っている可能性のあるカプセルを持って今夜帰ってくる。「はやぶさ」本体は大気圏突入で燃え尽きるのですが、分離したカプセルは回収されるそうです。カプセルの中の砂に宇宙生物が付着していたら……