主水は去っても

nostalji2010-07-11

昨夜は、『必殺仕事人2010』を観る。2007年から東山紀之を主演にしたシリーズになりましたが、藤田まことも主要メンバー(仕事人に、なくてはならぬ存在)の中村主水として出演していました。藤田さんが亡くなり、江戸を去った中村主水の張り紙から物語が始まります。西の方に行ったとのことで、藤田さんを追悼しているんですな。時代劇で西の方というと浄土を指します。“忠臣蔵”で「西国の大名に仕官する」と言ったら“死”を意味するのと同じね。
不景気で失業者があふれ、自殺者が出る江戸の町に、その原因は財政再建のために公共投資を中止した勘定吟味役小澤征悦)の所為だと噂が流れます。公共投資の裏で賄賂や搾取で懐を肥やしていた普請奉行(本田博太郎)と口入屋が仕組んでいたんですね。親が自殺した少女の頼みで経師屋の涼次(松岡昌宏)が吟味役をつけ狙います。様子を見ていた渡辺小五郎(東山紀之)も、吟味役が変節して大奥年寄(かたせ梨乃)に取り入り、財政再建派の老中(津川雅彦)を殺して普請奉行を味方にしたことから殺しを決意します。今回はレギュラーの田中聖に加えて内藤剛志も仕事人として登場。東山紀之の殺しは暗殺でなく、正々堂々とした感じで気に入らないのですが、キャラは気に入っているので今後も続けて欲しいで〜す。
本日は参議院選挙。投票したい候補者がいないのが悩みのタネです。政治家のレベルがどんどん低下している気がします。勉強不足が目立つんだよなァ。