記憶が正しかった

nostalji2010-09-18

ビデオで『カンサス騎兵隊』(1940年/監督:マイケル・カーティス)を再見。田沼雄一:著の『ビデオカレンダー』の9月18日の項目に、“『カンサス騎兵隊』でアメリカ建国史に残る事件が描かれる”とあるんですが、私の記憶になくて確認したかったんですよ。『カンサス騎兵隊』は、南北戦争直前に過激な奴隷廃止論で武装蜂起した実在の人物ジョン・ブラウンの物語を主軸にした西部劇です。エロール・フリンとオリビアデ・ハビランド恋物語に、アラン・ヘールとグィン・ウィリアムズのコメディー・リリーフを加え、エロール・フリン指揮のもとにブラウンとその一味を討伐する騎兵隊が活躍する娯楽アクションになっています。
でもって、肝心の日付ですが、劇中で日付が出てくるのは、ブラウン(レイモンド・マッセイが好演)がハーパーズ・フェリーを奇襲する日を10月10日と言っているシーンだけなんですよ。著者は、何を勘違いしたのだろう。
画像は、『カンサス騎兵隊』のビデオジャケット。ロナルド・レーガンが全面に出ていますが、レーガンはフリンの親友のカスター役(後のカスター将軍ね)で、ハビランドにふられる役どころです。主演のエロール・フリンより、大統領として知名度の高いレーガンの方が売れると思ったからでしょうね。監督表示がリチャード・ソープになっていたり、字幕もお粗末なんですが、税込み価格が2800円と、当時としては安価なビデオだったんですよ。