50年前と比べたら

nostalji2010-12-29

コンビニ本『GUNバトル』(リード社:2010年11月29日第1刷発行)を読了。探しても見つからず、執筆した知人から直接手に入れたものです。映画に出てきた100挺の銃器について解説・紹介しています。西部劇に関する記述が少ないのは、商売上、仕方ないでしょうね。それにしても、それらが全てモデルガンとして販売されているとは驚きですよ。
私が西部劇に興味を持ったのが、テレビで西部劇がガンガン放送されていた50年前。西部劇ブームとともにガンブームとなり、雑誌は特集を組んだり別冊を発行して、やたらとモデルガンの通信販売が目立ちました。1960年から玩具の自由化に伴い、輸入品のニコルス、マテル、ヒュウブレーなどが大人たちの人気を集めましたね。子供を対象にした国産のトイガンと比べて精巧でしたからね。日活アクションや劇画の影響で、ワルサー、ルガー、コルト、ベレッタといったオートマチック拳銃もおもちゃ化され、1961年にブームは最高潮に達しました。その頃でも、モデルガンの種類はそんなに多くなく、例えば、この本に記載されているコルトM184ウォーカーなどが当時販売されていたら西部劇ファンの垂涎の的になったでしょう。当時と比べると購買層は極めて狭くなっていますが、好きな人には良い時代だと思いま〜す。