キャラが異なる

nostalji2011-01-09

ビデオで『真昼の決闘2』(1980年/監督:ジェリー・ジェームソン)を観る。名作西部劇『真昼の決闘』の後日談というテレビムーヴィです。ミラー一味との決闘の後、町を去ったケイン(リー・メジャース)は牧場を営んでおり、妻エミー(キャサリン・キャノン)と種馬の買いつけに町にやってくるんですな。同じように馬を買いたいというアイアン(デビッド・キャラダイン)と交渉していると、保安官(パーネル・ロバーツ)がアイアンを捕まえにきます。アイアンは賞金のかかったお尋ね者という理由なんですが、ケインは保安官に不審を抱きます。無実を主張するアイアンの言葉を信じたケインは、賞金目的のために裁判を開くことなくアイアンを殺そうとする保安官と対立します。町の住民は保安官を怖れ、知らん顔。前回と同じように孤独な戦いとなるんですよ。
エルモア・レナードが脚本を書いているんですが、リー・メジャースのケインは堂々として苦悩なんてしません。クーパーでなくジョン・ウェインって感じですね。町の人間が最後に立ち上がるのは、前回の反省というより英雄崇拝的ところがあります。どこにでもあるような、お手軽西部劇で〜す。