インディアンの勝利

nostalji2011-02-09

西部劇DVD『ブラックフォックス(2巻)』(1995年/監督:スティーブン・ヒリヤード・スターン)を観る。第1巻で人質を救出してインディアンとの間に和平がなったのですが、暴力亭主のもとに帰るのが嫌で、優しく知的なカイオワの族長のもとに残った女性がいたんですな。族長も女性を愛していて、無理に白人のもとへ返そうとはしません。暴力亭主は復讐のために、インチキ牧師の銃の密売人から数十挺の連発銃(ヘンリーライフル)を手に入れ、インディアン嫌いの連中を集めて部落襲撃を計画します。族長と友人のブリット(トニー・トッド)は彼らの暴挙を止めようとしますが、アラン(クリストファー・リーブ)は妻がインディアンに犯されたことから中立の立場をとります。しかし、ブリットが彼らにリンチされたことから、アランは傷ついたブリットを連れて族長に襲撃計画を知らせ、安全な別の土地へ移住するように勧めますが……
結論から言いますと、族長は女・子どもを避難させ、部落をもぬけの殻にして襲撃隊を待ち伏せします。待ち伏せにあった襲撃隊は退却しますが、態勢を立て直して反撃に転じ、双方がぶつかりあう寸前に、銃密売人から奪ったガトリングガンを持ってアランとブリットが力ずくで仲裁するんです。決着をつけるために、暴力亭主と族長が決闘するのね。馬に乗ってのライフル対弓矢の対決で、もちろん族長の勝ちで〜す。