６０４年４月３日、聖徳太子が、“一に曰く、和を以て貴としとし……”で始まる１７条の憲法を制定。といっても、史実かどうかわかりません。聖徳太子には謎が多く、いなかったという説まであるくらいですからね。一番の珍説は、聖徳太子がキリストの再来というもの。聖徳太子は別名ウマヤドの皇子といい、ウマヤで生まれたというんですね。ウマヤで生まれたキリストの誕生日１２月２５日は、日本では太子講の日になっています。キリストは聖徳太子となって復活したのだ。
昨夜は、ＢＳ−ＴＢＳで、『トゥー・ブラザーズ』（２００４年／監督：ジャン・ジャック・アノー）を観る。年賀状（寅年）に使う画像を探したときに見つけ、気になっていた作品です。１９２０年代フランス植民地のカンボジアに、遺跡の盗掘にきたハンター（ガイ・ピアース）が虎を殺すんですな。その虎に二匹の赤ちゃん虎がいて、兄のクマルはハンターが育てますがサーカスに売られ、弟のサンガは行政官の息子が可愛がりますが王様に引き取られます。成長した二匹は闘技場で顔を合わせ……
虎が演技をするわけはないんですが、虎の表情がいいですね。これだけで、この映画は成功していますよ。内容的にはご都合主義の物語展開なんですが、私の好みにあっていました。ラストもハッピー、ハッピーで、小難しい理屈なんていらな〜い。
