整理のために

nostalji2011-04-15

セルビデオの『ローンレンジャー第9巻』を観る。「開拓者の掟」「女保安官」「エドおじさん奮闘す」「アパッチ・カントリー」の4本が収録されています。
「開拓者の掟」は、自分の手下を新しい保安官にするために保安官選挙の前に犯罪を多発させる町の顔役の陰謀をローンレンジャーが防ぐ物語。現職保安官に味方する新聞社の印刷機を奪って、自分に有利な記事の新聞を発行しようなんて悪事がミエミエじゃないですか。余計なことをして、尻尾を出すというお馴染みのパターンね。大統領から表彰(インディアンと開拓者の橋渡しをしたことで)を受けるためにワシントンに行ったトントは登場せず、レンジャーの甥のダンがトントの代わりでした。
「女保安官」は、殺された夫の後をついで保安官となった美しき未亡人を助けてローンレンジャーが殺人犯を捕まえる物語。未亡人に恋心を抱き、親切そうな顔をして近づいてくる男にロクなやつはいません。歩く時、白人は踵から地につけるので踵が磨り減るが、インディアンは足先と踵を同時に地につけるので踵が磨り減らないなんて本当かなァ。
エドおじさん奮闘す」は、厄介者扱いされている老人が一人で脱獄犯を捕まえに行ってローンレンジャーに助けてもらう物語。老人の行動を好意的に描いていますが、レンジャーの捜査のジャマをしただけでした。
「アパッチ・カントリー」は、平和愛好者の酋長が病気になり、好戦的な白人インディアン(アパッチに育てられた白人)が酋長の息子を煽って蜂起させようとするのをローンレンジャーが防ぐ物語。アパッチが砦を包囲した、といっても、セリフに出てくるだけで、登場するインディアンは酋長・酋長の息子・白人インディアンの三人だけという安上がりなもので〜す。