録画していた『ウルトラＱ』の１７話〜１９話を観る。第１７話「１／８計画」は、人口密度の解消のために人間の身体を八分の一にしようとするものです。真面目に考えればムチャな話なのですが、過密都市・東京を皮肉った内容になっています。
第１８話「虹の卵」は、ウランを食料とする怪獣が原発都市に出現します。吐き出す息が黄金の虹に見えるのね。放射能汚染については出てきませんが、怪獣と追いかけっこした少女は絶対被爆していると思うなァ。
第１９話「２０２０年の挑戦」は、地球人の若い肉体を奪うために謎の液体を使って地球人を誘拐するケムール星人の物語。万城目淳（佐原健二）に化けたケムール人が徐々に正体を現していくシーンで、佐原健二が耳をピクピク動かすのですが、これは彼のアイデアだったとのことです。当時、Ｅ・Ｈ・エリックがバラエティ番組で耳を動かす特技を見せていましたが、佐原健二も隠れた特技だったんですね。画像は、ケムール人。等身大のケムール人が攻撃されて巨大化するのは、その後の特撮ヒーロー物に出てくる星人や怪人の先駆けになっていま〜す。
東電の社員が原発賛成メール指示したとのこと。愛社心や電力不足解消のためにしたのでなく、バレたら逆効果になることを承知の原発反対社員じゃないですかね。そうでなかったら、単なるバカだよ。
