アメリカという国

nostalji2011-07-30

近藤康太郎:著の『朝日新聞記者が書いた「アメリカ人が知らないアメリカ」』(講談社α文庫:2005年9月20日第1刷発行)を読了。著者自身が語っているように、無知ゆえの怖いもの知らずで、アメリカの底辺を取材しており、危険をおかさずに知識だけを得たい私としては楽しめる一冊でした。ニューヨークに行ったらタイムズスクエアからイーストリバーを渡ってクイーンズ区を横切る地下鉄7番線に乗ると、人種の多様性に驚かされるとのこと。移民で成り立った国だからアメリカ人という人種はいないんですよね。真のアメリカ人は先住民と呼んでいるインディアンだけ。人種の多様性からくる意見の多様性がアメリカの長所で〜す。
本日の朝刊別刷りbeの『サザエさんをさがして』は「スイカ」がテーマ。核家族化が進んできた1970年代中頃からカット売りが始まったようですが、確かに最近はスイカを丸ごと一個買う人は少なくなりましたね。カミさんと二人だけなので、我が家では6分の1カットどころか中身だけのブロックカットですよ。皮を生ゴミで出さなくてもいいしね。それと子供の頃(1960年代)と比べると、スイカの価格が高くなったような気がします。高級果実だったバナナやメロンが安くなったので、そう感じるのかもしれませんが……