ビル・ヒコックの命日

nostalji2011-08-02

1876年8月2日、デッドウッドの町で、ワイルド・ビル・ヒコックが酒場でポーカーしているところを背後から撃たれて死亡。ワイルド・ビル・ヒコックは西部の英雄四天王(私が勝手に云っているだけで、他の3人は、ワイアット・アープ、ビリー・ザ・キッドジェシー・ジェームズ)の一人で、西部劇ではお馴染みの人物です。彼が登場する西部劇は数多くあって、日本で劇場公開されたものは私が知るかぎりでは13本あります。『ワイルド・ビル』や『バッファロー・ガール』などのビデオ、『真・西部英雄伝』のようなテレビ放映、『ヤング・ライダーズ』や『デッドウッド』のようなテレビ西部劇を含めると、もっと多くなるでしょうが……
最も有名な作品となると、ゲーリー・クーパー主演の『平原児』(1937年/監督:セシル・B・デミル)でしょうね。若き日のクーパーの鮮やかな拳銃さばきと、ジーン・アーサーのカラミティ・ジェーンとの悲恋の最期は西部劇ファンの語り草になっています。
変わり種は、ミュージカル『カラミティ・ジェーン』(1953年)の歌うビル・ヒコック(ハワード・キール)ね。チャールズ・ブロンソンのビル・ヒコックがクレージー・ホースと一緒に巨大な野牛狩りをする『ホワイト・バッファロー』(1977年)も印象に残っています。
画像は、『シャイアン砦』(1966年/監督:デビッド・ロウエルリッチ)のポスター。名作『平原児』のリメークで、ビル・ヒコックはドン・マレイでした。どうしようもない駄作だったことを憶えています。だけど、その駄作ぶりを、もう一度見てみたい気がするんですよねェ。