殺陣に迫力

nostalji2011-09-11

録画していた『さむらい飛脚』の第1話と第2話を観る。大友柳太朗が主演した唯一の連続テレビ時代劇で、以前から気になっていた作品です。“さむらい飛脚”というのは、危険な荷物や命を狙われている人を目的地まで届ける稼業ね。親玉・後藤三左衛門(大友柳太朗)、八方破れ・古吟鹿之助(若林豪)、かみそり・神坂精四郎(品川隆二)の凄腕浪人三人に、世話役の姐御・お紺(佐藤友美)、走り使いの若者・井戸勘兵衛(川口恒)がレギュラーで、第1話「鬼の走る道」は江戸家老の不正を暴いた手紙を国許の家老に届ける娘を護衛する物語です。第2話「深夜の使い」は、禁制品の送り状を狙う悪党一味と禁制品密売一味の両方を退治する物語で、どちらのエピソードも大友柳太朗のスケールの大きい立ち回りが見応えあります。画像は、大友柳太朗のプロマイド。
『さむらい飛脚』は、『素浪人花山大吉』の後番組として、NET(現:テレビ朝日)系列で1971年1月9日〜4月3日に放送されました。たった13回の短命番組ですが、第1話と第2話を観た限りでは、それが信じられないような面白い時代劇ですよ。土曜日の20:00〜21:00という時間帯は、裏番組に『謎の円盤UFO』と『8時だヨ!全員集合』があったので、視聴率が低かったでしょうね。ちなみに私は、『謎の円盤UFO』を観ていたんだよなァ。