初期の作品は

nostalji2011-11-03

ビデオに録画保存していた『次男坊判官』(1955年・大映/監督:加戸敏)を観る。病弱な兄が家督を譲ろうとするのを嫌って、家を出た遠山金四郎市川雷蔵)は遊び人の三吉(潮万太郎)と知り合い、自分も遊び人となり、酔っ払って権六(羅門光三郎)の賭場で大暴れします。権六の手下に追われたところを芸者の寿(浅茅しのぶ)に助けられ、彫師である寿の父親の家に匿われるんですが、そこで桜吹雪の刺青をするんですな。商人とグルになった代官(市川小太夫)が、権六を使って村の非常米を奪ったことから、遊び人の金さんは代官の悪事を暴くために代官所へ乗り込み……
兄が死んで金さんが奉行となり、権六たちを御白洲で裁くのですが、刺青を見せての粋な啖呵が迫力ありません。雷蔵の金さんは、品があっても線が細いんですよ。雷蔵の良さが出てくるのは60年代になってからですね。
PS3で『RDRアンデッド・ナイトメア』をプレイ。トマホークでコウモリを叩き落すことと、燃えているゾンビ5体をデッドアイ1回で殺すことができず、飽きてきました。ちょうどよいタイミングに出くわさず、閑にあかせてゾンビを殺すのも単純で面白味がありません。時々プレイするなら、RDR本体の方がバラエティにとんでいて退屈しませ〜ん。