見どころは少ないが

nostalji2011-11-25

録画していた『座頭市喧嘩旅』(1963年・大映/監督:安田公義)を観る。旅の途中で市は、死に際の老人から頼まれ、武士に追われている娘・お美津(藤村志保)を助けます。市に恨みを持つお久(藤原礼子)に騙されて連れ出されたお美津をヤクザの駕篭留(吉田義夫)から救ったりして、市とお美津は心を通わせるようになりますが、しょせんヤクザと商家の令嬢、市は駕篭を頼んでお美津を江戸に送ることにするんですな。しかし、市に喧嘩の助っ人を頼んでいた堂山一家(杉山昌三九)と敵対する下妻一家(沢村宗之助)の甚五郎(島田竜三)にお美津はさらわれてしまいます。堂山一家も下妻一家も街道では評判の悪いヤクザで、市は喧嘩場で両組を成敗してお美津を救い出し、お美津に別れも告げずに旅立つラストは定番ね。
藤村志保が清楚で魅力的なのと、カツシンと吉田義夫の絡みが抜群に可笑しく面白いものとなっています。それ以外は、とくに如何ってことはありませ〜ん。
今日からBSフジでテレビ版『座頭市物語』が始まるので録画しておかなくては……