らしさがない

nostalji2012-01-31

録画していた『シャーロック・ホームズ:淑女殺人事件』(2004年/監督:サイモン・セラン・ジョーンズ)を観る。上流階級の娘が絹のストッキングを喉に詰められて殺されるという事件が発生します。ワトソン(イアン・ハート)は結婚のため、ホームズ(ルパート・エベレット)とは離れて暮らしていますが、阿片窟に入り浸っているホームズを更生させるため難事件解決へ引っ張り出すんですな。二人目の娘が同様の手口で殺され、彼女たちに共通していたのは女王陛下の前で踊る予定だったこと。囮捜査でホームズは犯人をつきとめますが、鉄壁のアリバイがあって立証できません。そして、囮になった娘にも魔の手が……
タネを明かせば、犯人は双子だったのね。一人が犯行している時に、一人がアリバイを作るという単純なトリックです。双子のひとりが足フェチの変態野郎で、絹のストッキングを脱がしたら足に傷のあった娘を殺さず足がつくんですよ。ホームズは論理的推理をあまりせず、ワトソンでも解けるような謎でした。画像は、ルパート・エベレット。身長が高く、マッチョマン的ホームズですが、格闘は今イチ。冷徹な分析力も……ウ〜ン。