再び、韓国時代劇

nostalji2012-02-08

『九尾狐(クミホ)伝』が終り、今日から『王妃チャン・ノクス』が始まり、明日からは『太祖王建(テジョワンゴン)』が始まる。本国では1995年と2000年に放送された古い作品ですが、未見の歴史ドラマなので目を通しておきます。
『王妃チャン・ノクス』は、賎民の身分から燕山君の後宮となり、権力を利用して日夜享楽にふけったという悪女の物語ね。朝鮮三大悪女の一人と云われています。『王と私』や『王と妃』では傍役で悪さが今イチでしたが、色に狂った燕山君の行動を他の作品と比較する楽しみがありますね。
『太祖王建(テジョワンゴン)』は、高麗建国の王の物語で、全200話というとんでもない長さね。勝者の歴史ではありますが、高麗時代にちゃんとした歴史書が編纂されたので、史書に近い物語じゃないかな。予告編を見ると、韓国時代劇ではお馴染みの顔ばかりですねェ。
昨日終了した『九尾狐(クミホ)伝』も一応時代劇でしたが、妖怪ファンタジーね。人間になりたかった九尾狐の母(ハン・ウンジョン)が娘ユナ(キム・ユジョン)と人間の世界で暮らしているのですが、両班一家に命を狙われるんですな。両班の娘の不治の病を治すためにはユナの肝が必要で、結局ユナは殺され、母狐は復讐へ。面白ければ何でもあり、という感じで説明のつかないことばかりでした。キム・ユジョンは、『トンイ』でも走りまわされていましたが、この作品でも岩場や山の中を走りまわされ、川や池に落とされ、スリ傷だらけじゃないかな。子役といえども、韓国時代劇は人使いが荒いなァ。画像は、キム・ユジョン。