逆手の発想

nostalji2012-04-25

録画していた『デビルクエスト』(2011年/監督:ドミニク・セナ)を観る。十字軍の勇士ベイメン(ニコラス・ケイジ)とフェルソン(ロン・パールマン)は、神の名のもとに民衆が虐殺される戦いが嫌になり故郷に帰ることにしますが、途中の町で脱走兵として捕らえられ、釈放の条件として枢機卿クリストファー・リー)から魔女と思われる娘(クレア・フォイ)を修道院まで護送する任務を引き受けます。魔女は国中で蔓延しているペストの元凶で、修道院で魔女の力を封印する儀式をする必要があると言うんですな。ベイメンは娘の正当な裁判を要求し、神父や騎士、騎士志望の若者、道案内の詐欺師と共に、修道院までの危険な旅に出ます。
オープニングで教会の魔女裁判の横暴と魔女の存在を描いており、不可思議なパワーを持つ娘がミステリアスでサスペンスを盛り上げます。最後は不死身の悪魔とのオカルトアクションになり、悪魔を倒してペストが収束するのです。魔女狩りを正当化しているのはウ〜ンなのですが、意外性は評価できますね。ニコラス・ケイジロン・パールマンのチャンバラアクションもグッドで〜す。