時を経ての続編

nostalji2012-04-28

録画していた『トロン:レガシー』(2010年/監督:ジョセフ・コシンスキー)を観る。20年前に失踪した父(ジェフ・ブリッジス)を捜しにコンピューターシステムの世界(グリッド)に行った息子のサム(ギャレット・ヘドランド)が、クーデターを起した父の作り出したプログラムのクルーと戦う物語ね。1983年に作られた前作は、CGが全面的に使われた最初の作品として有名なのですが、27年後に続編を作る意味があるのかと思ったら、これが結構楽しいんです。
前作で全プログラムを支配する悪玉プログラムを倒したジェフ・ブリッジスが主人公の父親として登場するだけでなく、分身的存在のクルーが若き日のジェフ・ブリッジスというのもね。CG処理した画像なんでしょうが、違和感が全然ないんですよ。レーザー光線を浴びてグリッドに行くのも、グリッドで行われているライト・サイクル・ゲームも前作を踏襲していて懐かしかったです。
サムとサムを助ける生命体的プログラム・クオラ(オリビア・ワイルド)が物語りの中心になるのですが、圧倒的存在感を見せるのはジェフ・ブリッジスで〜す。