神話からアメコミ

nostalji2012-05-09

録画していた『マイティ・ソー』(2011年/監督:ケネス・ブラナー)を観る。原作はアメコミのヒーローアクションです。神の国アスガルドの最強戦士ソー(クリス・ヘムズワース)は、オーディン王(アンソニー・ホプキンス)の息子で王位継承者でしたが、傲岸で粗暴なふるまいから父オーディンの怒りを買い、パワーを奪われ地球に追放されるんですな。しかし、天文学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)と出会い、分別と思いやりを身につけます。神の国では弟のロキ(トム・ヒドルストン)が反乱をたくらみ、ホーガン(浅野忠信)を初めとする4人の戦士がソーを迎えにきますが……
オーディンって、北欧神話に出てくる雷神じゃなかったっけ。ソーの武器がハンマー(ムジョルニア)で、振り回したり、打ちつけたりすると稲光や雷鳴が発生して敵を破壊します。ヒーローの精神的成長物語で他愛ない内容ですが、美しき恋人ナタリー・ポート−マンと貫禄ある父親アンソニー・ホプキンスがピッタシで楽しめました。ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)とクリント・バートン(ジェレミー・レナー)がカメオ登場していたのは、現在アメリカで公開中(評判がいいようだ)の『アベンジャーズ』への布石かな。ハリウッド映画は商売上手ですからねェ。