録画していた『アンノウン』（２０１１年／監督：ジャウマ・コレット＝セラ）を観る。交通事故に遭い、４日後に意識を取り戻した男（リーアム・ニーソン）が妻（ジャニュアリー・ジョーンズ）からは知らないと言われ、見知らぬ男が自分に成り済ましているんですな。男は植物学者でアラブの王子が主催するトウモロコシの新品種発表会に出席するために夫婦でドイツに来て、空港でアタッシュケースを紛失して取りに戻ろうとして事故に遭います。事故で記憶の一部を失っており、真相究明のため事故現場から逃げ出したタクシーの運転手（ダイアン・クルーガー）を捜しだしますが、何者かに命を狙われます。
アラブの王子暗殺が目的と見せて、真の目的が別あったり、主人公を犯罪組織に利用された被害者に見せて、実は別の顔があったりと、どんでん返しが色々あって楽しめるサスペンス映画です。後からあれが伏線だったんだなと、解かったりしてね。それにしても、交通事故が仕組まれたものでなく、偶然だったとは予想がはずれました。主人公は組織（ボス）にとって不都合な人物だと思っていたものですからね。画像は、リーアム・ニーソンとジャニュアリー・ジョーンズ。
