映像アトラクション

nostalji2012-06-27

録画していた『トランスフォーマー/ダークサイドムーン』(2011年/監督:マイケル・ベイ)を観る。善い金属生命体(オートボット)と悪い金属生命体(ディセプティコン)がシカゴの町をムチャクチャに破壊して戦うだけの映画ね。アポロ11号の月面着陸の真相は月の裏側に不時着した未確認物体を探すためだったんだってさ。キューバ危機の真相は、『X−MEN:ファースト・ジェネレーション』でわかるし、最近のハリウッドは史実をフィクションにするのが流行なんですかね。
これまではウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)の存在が核となり、トランフォマーとの友情物語が成立していたんですが、この作品ではウィトウィッキーは居ても居なくても関係ありません。人間の中にも悪い金属生命体に味方する悪い奴がいるというお決まりパターンばかりで物語に深みがないんですよ。ジョン・マルコビッチは何で出演していたんだろう。CGが売りだけの作品で、長時間アトラクションを見せられた感じで〜す。
蛇足ですが、ディセプティコンと戦う兵士を乗せて空からシカゴに向かうのが、沖縄配備で話題になっているオスプレイね。ディセプティコンに次々に撃墜されるものの、搭載人員数が多いので何機か残れば戦力になりますな。不安定な機種ですが、米軍が有事の際に必要と考えているのがわかりました。